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飯綱遣いの部屋
飯綱遣い(いづなつかい)の部屋へようこそ!:ここはドラマ中心に気になったものを書き記す私の資料置き場のブログです。ドラマデータは、コネタ、俳優の役名・役柄・プロフィール・所属事務所等です。あなたのお役に立ちますように。視聴率は気にしないつもり。

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スタジオパークからこんにちは「コシノヒロコ」
NHK総合 2012年3月15日(木)


カーネーション・閲覧者カウンター



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★感想

いや~!面白かった!

自分=優子の服に不満を言ったり
娘さん・コシノユマさんがヤンキーじゃないって怒ってたとか
コシノ家として言うことはっきり言ってたし~

それにしても、前に放送された
NHKアーカイブス「生涯青春“カーネーション”小篠綾子の人生」
(NHK総合 2012.02.05 - 13:50~) の出演時は
「ピアノこうて」札を1000枚つくってって言ってたのに
今回は3000枚って・・・増えてるじゃん!www

歴史秘話ヒストリア「“カワイイ”に恋して~中原淳一と“カーネーション”の時代」
(NHK総合 2012.02.15 - 22:00~) で、何でコシノ一家と関わりが?
と思ってたけど、ヒロコさんの話で納得。

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★内容


「こんにちは。」
「(近田アナ) 今日のゲストはファッションデザイナーのコシノヒロコさんです。」
「(コシノヒロコ) こんにちは。」
「(柘植アナ) ようこそお越し頂きました。」
「(近) よろしくお願いいたします。
 現在、放送中の朝ドラ『カーネーション』のヒロイン・糸子のモデルが
 お母様の小篠綾子さん。」
 ですから、ドラマでいうところの新山千春さん演じる優子さんという。」
「(ヒ) 優子ですね、はい。別名、小原優子でございます。」
<笑>
「(近) よろしくお願いします、今日は。」
「(ヒ) よろしくお願いします。」
「(柘) 今日はすてきなお衣装で、さすが。」
「(ヒ) 今年の春夏のコレクションの中から。
 ちょうど着て頂いてるお洋服もそうですよね。」
「(柘) そうなんです、今日は私も近田アナウンサーも。」
「(近) そうなんです。」
「(柘) コシノヒロコさんワールドで。」
「(近) 柘植さんは全身、私はネクタイを貸して頂きまして」
 今日は、この3人、シックな雰囲気でお伝えできればと思いますので。」
「(ヒ) ファッションですからね。」
「(近) よろしくお願いします。」
「(ヒ) 楽しくやりましょう。」



「(近) 早速ですが、メッセージを紹介させて頂きたいんですが」
 静岡県のタムドクさん。
  ”『カーネーション』を見て大変興味を持ちました。
  三姉妹を育て上げたお母様には本当に感服いたしますが
  本当にドラマと同じような感じだったんでしょうか?
  気になってしかたがありません。”
 ということなんですが。」
「(ヒ) もう…お母ちゃんの私たちの育て方っていうのは、全くあのとおりですね」
「(近) そうですか。」
「(ヒ) はい。本当にもう、何て言うのかしら…
 背中しか見せてもらえないってぐらいの。
 ですからお母ちゃんが、3人の娘さん どうして育てたんですか?って
 皆さんが、いろんな、もう興味… そればっか聞くんですけど
 いや、もうほったらかしですねん って言うのがお母ちゃんの口癖だったの」
「(柘) 実際に、ほったらかし?」
「(ヒ) もうほったらかしやから
 ”もうそばへ来んといて”
 ”忙しいねんからどっか行っといで”
 おまけに”散髪屋へ行け”とか たくさんお稽古事をさせられてね
 もう、習いに行かされたり。
 あんまりね 普通のお母ちゃんとしての面倒はあんまり見てもらった…
 なんか、あまりこう…ないんですよ、思い出が」
「(柘) 今日は、その辺りもいろいろ伺いたいですね。」
「(近) たっぷりと伺えればと思います。
 今日、本来はコシノさんとお呼びすべきなんでしょうけれども
 今日、コシノさんが話の中でたくさん出てきますので、
 あえてヒロコさんと呼ばせて頂いてよろしいでしょうか。」
「(ヒ) もう、そうしてください。3人も4人もいますので。」
「(近) よろしくお願いいたします。」
「(ヒ) よろしくお願いします。」
「(近) 今日は録画放送のため放送中の質問、メッセージの募集は
 ないんですけれども、すでに頂いている質問、メッセージから紹介させて頂きます。
「(柘) では、お席のほうにお願いいたします」

[テロップ]
コシノヒロコ (ファッションデザイナー)
1937年 大阪 岸和田生まれ 三姉妹の長女
高校卒業後 母と同じファッションの道へ
小篠一家

(拍手)

「(柘) 改めまして、本日のゲストです。
 ファッションデザイナーのコシノヒロコさんです。
 どうぞよろしくお願いいたします。」
「(ヒ) どうぞ、よろしく。」
「(柘) 今日はコシノさんの後ろに綺麗なお花がありますけども
 こちらはですね 『カーネーション』で長女・優子役を演じてらっしゃいます…」
「(ヒ) あ、新山さん?」
「(柘) はい、新山さんから届きました。まさに、これもカーネーション…。」
「(ヒ) 近頃、きれいな色のねえ。
 私も先日 新山さんが出てらっしゃる時にカーネーション贈らせて頂いて
 お花の交換会みたいね。」
「(柘) 本当にスタジオも華やかになりました。」

(右は新山さん出演時のカーネーション)



コシノ一家が朝ドラのモデルに



「(柘) さあ、今日はコシノヒロコさんに
 いろいろお話を伺っていきたいんですけれども
 コシノヒロコさんといいますとファッションデザイナーコシノ三姉妹
 皆さん、よくご存じだと思います。」

 ※綾子さんを中心に3姉妹が囲むおなじみの写真

「(柘) この三姉妹、ヒロコさん、ジュンコさん、ミチコさんをお育てになったのが
 お母様の綾子さんということなんですけれども
 今回『カーネーション』のヒロインのモデルになったのが
 綾子さんなわけですけれども。
 ヒロコさんは『カーネーション』ご覧になってらっしゃる?」
「(ヒ) もちろん、見てます。もう本当にすばらしい。
 視聴率が高くって。
 考えられないぐらいの人気でね。
 まあ、ですけど、実際に… 私の個人的な感じからすると
 ちょっと優子役って、あまりにも真面目すぎて、
 なんか、私あんな服着てなかったわ
 もっと格好ええ服着てたなあ。」
<笑>
「(ヒ) もうちょっと、クリエーティブな洋服着てとん違うかな。
 ジュンコはえらいクリエーティブなんだけど
 私はなんだか経営者みたいで。
 あんまり経営者的才能って大したことないって思ってんだけど。
 やっぱり、その点がね、
 NHKとしては、2人の性格を完全に出していかなくちゃいけないって
 その辺とってもよく分かるし。
 私の洋服もごく普通~の洋服ですから。
 でもやっぱり、誰でも分かりやすい洋服を私は着せて頂いてるっていうか。
 そんな感じでね、見てるんですけども。
 でも、なんとなく、デザイナーとして、ちょっと不満が残ってるんです。」
「(柘) アハ!そうなんですか、本音がちょっと。
 まあ、ドラマですからね。もちろん、ちょっとフィクションも入ってね。」
「(ヒ) これはもうフィクションですから、客観的に見ておりますけれども。」
「(柘) そのファッション性といいますと、この三姉妹、ヒロコさん
 ジュンコさん、ミチコさん
。三者三様さまざまで皆さん世界的に活躍されて」
「(ヒ) 個性がある意味、全然違いますよね。」
「(柘) そうですよね。
 そんなコシノヒロコさんのお洋服も後ほど実物が登場いたしますので
 そちらもお楽しみになさってください。
 まずは、そんなコシノヒロコさんのお仕事ぶりについて
 近田アナウンサーからご紹介いたします」



近田の特ダネ



「(近) よろしくお願いいたします。
 コシノヒロコさんは、1937年
 もうドラマでもお馴染み、大阪の岸和田のお生まれです。
 高校卒業後に上京されて、服飾の専門学校に入られます。(※1956年)
 在学中から数々の賞を受賞されるんですね。
 27歳の時に、こちらもドラマにありましたけれども
 大阪の心斎橋にアトリエを開設。(※1977年)
 その後、東京コレクション。(※1977年)
 そして、45歳で、あの、パリコレ初参加と (※1982年)
 国内外さまざまなコレクションを発表されています。
 そして、舞台衣装、スポーツのユニフォームなど
 精力的に活動の幅を広げていらっしゃいます。
 そのコシノヒロコさんの今年の春夏コレクション。
 映像でご覧頂きましょう。こちらです」

 ※映像:
  「2012 S/S TOKYO COLLECTION
   HIROKO KOSHINO
   資料提供:INFAS.com
  リンク⇒HIROKO KOSHINO 2012SSコレクション - ファッションプレス

「(近) ということで、今日はコシノヒロコさんの作品
 スタジオにお持ち頂きました。」
「(柘) わあ、すてき。」
「(近) じっくりと見ていきたいと思いますけれども。」
「(柘) 近くで 見せて頂いていいですか。」
「(近) こちらですね。
 先ほどクリエーティブという言葉がありましたけれども
 その真骨頂といいますか。これ、伺いますと、和紙で?」
「(ヒ) はい、素材は紙なんです。」
「(近) 紙。」
「(ヒ) 紙で洋服を作るって
 紙って大体、日本の伝統的な特徴のあるものですけど。
 それで、お洋服を作ってみて
 しかも、これは これ以上、しわにならないし。
 その上に絵も描けるし。
 とても楽しい世界なんですよ。
 これ2つとも、スカート。
 それから、こちらも。
 そちら(左)のほうは、紙の糸で覆った布風に作ったものですけど。
 これ(右)は、もう全く和紙で作ったものですね。」
「(柘) ちなみに、今映ってるほう(左)も、紙素材ではあるんですか?」
「(ヒ) はい、全部、紙布です。」
「(柘) あ、そうなんですか…。そこに、あの、何て言うんですか…」
「(ヒ) 直接、墨で絵を描いているんです。」
「(柘) 直接。」
「(ヒ) はい。私はもう、絵を描くのが。
 どちらかっていうと美大に行きたくて。」
「(近) そうですよね。」
「(ヒ) 親に反対されて行けなかったんですけど。
 もう、絵描きさんになりたかったんですね。」
「(柘) 大胆な感じですよね。じかに描いていってしまうって。」
「(ヒ) そうですね。これ、後ろのびょうぶも自分で描いたものなんです。」
「(近) 後ろの屏風もヒロコさんが。」
「(ヒ) はい。」
「(近) これ、大胆に…。」
「(ヒ) これね、結構、力いるんですよ。」
「(近) そうですよね、これ。」
「(ヒ) 描いてる間ね、なんか…気がついたら息してないのね。
 フッてやりながら描くので気合いで描いちゃうんですけど。
 あとで終わってから ハーって、なんか酸欠になってたりして」
「(近) ファッションの世界って、こう…早くから早くから
 作品を考えなければいけないんですよね。」
「(ヒ) そうですね。やっぱり1年前ぐらいから
 ちょうど、もう店頭に出すまで。
 ですから重なって重なって、いろんなこと考えていかなくちゃいけないから。
 デザイナーほど忙しい職業ないですよね。」
「(柘) 常に1年先、2年先を見据えてと考えてらっしゃる…。」
「(ヒ) そうです、そうです。」
「(近) 今日はですね、実際ドラマの中でも登場しましたデザイン画を
 本物、お借りしたんですよ。これ。」

 ※デザイン画

「(柘) これは実際にヒロコさんがお描きになった…。」
「(ヒ) これは私が筆で描いたものなんですね。
 デザイン画は、全部 私、筆で描くんです。」
「(近) 筆で。」
「(ヒ) はい」
「(近) この細い線も全部筆で。」
「(ヒ) 全部、筆です。」
「(近) はあ~!」
「(ヒ) 筆の先で描くと太いところとか細いところとか
 それと、ぼけたところとか 全部、いろんな表情が出るんで。
 一本の筆で描くというのは もう、本当にすごい いろんな力が出てくる。
 細いペンですと もう、本当に、なんか
 画一的な絵しかできないんだけど これなんかは、筆使ってますから。
 最終的にやっぱり洋服は
 肉づけをしながら布の表情を出していかなきゃいけないので
 筆でないと表現できないんじゃないのかなって感じはしますけれどね」
「(近) ドラマの中では三女、聡子のために
 お姉ちゃん二人のデザイン画を岸和田に送るシーンがありましたけども、
 実際に送られたりはしたんですか?」
「(ヒ) そうですね、あの、そのころはまだ筆で描いてはいませんけど。
 やはりいろんな段階があって、
 鉛筆だとかペンでワッとイメージ的な物を描いて出す場合もあるし。
 アクセサリーも靴も全部決まってから
 完璧な上から下までの絵を描く時もありますけども。
 まあ、どちらかっていうと 縫う人だとかパターンを作る人たちに
 イメージとしてきちっとある程度出してあげないといけないのが
 デザイン画ですから。」
「(近) ちなみに、これまでに何枚ぐらい描かれたんですか?」
「(ヒ) 過去からですか?
 これはもう計算したことないけど。もう、何万枚以上でしょうね。
 1回で、あっという間に100枚ぐらい描きますから。」
「(近) 1つのデザインを100枚。」
「(ヒ) いえいえいえいえ。
 100デザインぐらいあっという間に描いちゃうんです」
「(近) 1つのコレクションで。それを…、貴重なものを今日は…。」
「(柘) これも額に…これもアートとして飾りたいぐらい美しいですよね。」
「(ヒ) もう、私はとにかく絵を描く専門の仕事につきたかったから。
 デザイン画もどちらかというとちゃんと飾って見せられるような絵を描きたくて。
 だから中途半端の時の絵は、
 企画の段階の絵はあんまり見せたくないんです。」
「(近) そうなんですか。」
「(柘) さすが。」
「(近) 作品としてありがとうございます。
 さあ、美大のお話も後ほどたっぷりと伺いますけれども
 『カーネーション』の展開、まずはご覧頂きましょう。今後の展開です」



 第25週 『奇跡』から



院長室
「(総婦長・相川) 病院のファッションショー?それは無理です。」
「(糸子) 何でですか?」

奈津を初めて見かけた病室
「(院長・龍村) 桜井奈津さんです。」
「(直子) 何や?」

末期がん患者の加奈子に語る糸子
「(糸子) 年とるっちゅうことはなあ
 奇跡を見せる資格がつくっちゅうことなんや。」

病院のロビーでファッションショーの司会をしてる糸子

「(近) 実は今後ですね
 コシノヒロコさんのお洋服もドラマの中に登場するんですが
 それにも注目して今後の展開ご覧ください。
 以上、今日の『近田の特ダネ』でした」



 ここが聞きたい



「(柘) さあ、ここからは『ここが聞きたい』です。
 コシノヒロコさんにいろいろプライベートな話
 それからドラマの話も含めて伺っていきたいと思います。

 今日のテーマですね。
 『コシノヒロコ 本当のコシノ一家』
 本当の、がついていますけれども。」
 「(ヒ) いや、これ本当に一族郎党じゃないけど
 (向かって右側に)親戚の子もいるし 友達もいるし お母ちゃんもいるし。」
「(近) お母ちゃん、どれですか?」
「(ヒ) お母ちゃん、これです。」(右から3人目)
「(近) 綾子さん。」
「(ヒ) これお母ちゃんの友達ね。(右から1番目)
 それから、これがうちのいとこ。 (右から5番目)
 それから私の友達。 (右から4番目)
 これが、いとこ。 (坊主頭の男の子?)
 それから、ジュンコはガーっと前に出てきてますよね。」(前列一番左)
「(近) 出てきてますね。」
「(ヒ) その横の、ちょこっと横から一生懸命顔を出してる (後列一番左)
 あれがヒロコです。」
「(近) ヒロコさん、ご本人が。」
「(ヒ) いつもね、ジュンコにイヤっとされて、
 それからキューって感じが、
 なんかもう 暴力でやられますからね。」
<笑>
「(近) この絵柄もなんて言うんでしょう、ドラマの中にありますよね。」
「(ヒ) そうそうそう。こんなね、今でもね、こういうもの作ったんですよ。」
「(近) そうなんですか。」
「(ヒ) 新しく、岸和田の街を昔風のそのままにしようっていうんで
 私たち姉妹(きょうだい)集まって、
 なんか、岸和田の街をちょっと新しく昭和の時代に変えて作り直した。」
「(近) へえ~。そして、ドラマの関係を改めておさらいしますと、
 こちらですね。
 まず、ヒロイン・糸子 小篠綾子さんがモデルとなっています。
 演じているのは尾野真千子さんと夏木マリさんですね。
 そして、三姉妹見ていきましょう。
 まずヒロコさん。ドラマの中では、長女・優子。
 新山千春さんが演じていらっしゃいます。」
「(ヒ) きれいすぎますよね。
 新山さんね、あんなきれいな方を。
 本当に私は優子で本当に光栄だと思います。」
「(近) ドラマと重ねてご覧になってる方も多いと思いますよ。
 そして、ジュンコさんは。」
「(ヒ) 似てますね!すっごい似てる。そっくり。」
「(近) 正直、私も似てるかなと思いましたけどもね。」
「(ヒ) いや、もうすごいぴったりです。」
「(近) ジュンコさん川崎亜沙美さんが演じていらっしゃいます。直子です。
 そしてミチコさん。ドラマの中では三女・聡子。
 安田美沙子さんが演じていらっしゃいます。」
「(ヒ) かわいいですよね、安田さんね。ほんとかわいい。
 ミチコも、かわいいんですよ。」
「(近) ドレッドヘアがね トレードマークといいますか。」
「(ヒ) ロンドンっ子ですからね。」
「(柘) お母様がドラマのヒロインのモデルをされていらっしゃいますけども。
 わりと忠実にされているところもあるんですか?」
「(ヒ) あの、私は子どものころは、あまり…まあ
 私たち、生まれてないから分からないんですけど
 特に私たちが子どものころに育てられた いろんなエピソード。
 あれは、もう忠実にそのまま出てますね。
 あの中で、『ピアノこうて』というのがありましたね。」
「(近) その辺り映像でまとめてありますので
 一緒に見て頂ければと思います。こちらです。」



 姉妹喧嘩の真相は?



※第15週『愛する力』(80話)

店の入口 糸子につまみ出される優子と直子
「(優子) いやや、いやや!」
「(直子) いやや、いやや!」
「(糸子) 外で遊んでき!」
「(優子) いやや!」
「(直子) いやや!」
「(糸子) 外や、外や、ほれ!」
二人を追い出す糸子
ものさしを武器に出した糸子に、ふたたび抵抗するふたり
「(優子) いやや!」
「(直子) いやや!」
糸子が二人を突き放す
「(糸子) 5時までには帰ってくるんやで!」
「(優子) いー!」
「(直子) いーっだ!」
走り去る二人

※第16週 『揺れる心』(88話)

台所の糸子に三姉妹が詰め寄る
「(優子) ピアノこうて。」
「(直子) ピアノこうて。」
「(聡子) こうて。」
「(優子) ピアノこうて。」
「(糸子) ピアノ? あほか、そんなの買えるかいな。」
「(優子) ピアノ!」
「(直子) ピアノ欲しい!」
「(聡子) ピアノこうて!」
「(優子) ピアノ欲しい!」
「(直子) ピアノ欲しい!」
「(聡子) ピアノ欲しい!」
「(糸子) あかん、あ・か・ん!」

※第17週 『隠しきれない恋』(93話)

周防に会うため着る洋服を選んでいる糸子
洋服のベルト部分を見る糸子
『ピアノこうて』と書かれた細長い紙がついている
他の洋服を見ると全ての洋服に紙が縫いつけられている
唖然として洋服をあきらめる糸子

※第16週 『揺れる心』(87話)

神戸の正一が来た日、天井から喧嘩する声。
「(優子) うちが先や!」
「(直子) 嫌や うちが使うんや!」
「(優子) うちのや!」
襖をあけて入ってくる糸子
二人の頬をつねる糸子
「(二人) 痛い痛い痛い」

※第18週 『ライバル』(101話)

表、直子の赤いバッグを持って東京に行く優子を追い
優子からバッグを取り返そうと
路上で直子が優子に馬乗りになり大ゲンカになる二人
「(直子) 何じゃ 何やねん!返せ!」
「(糸子)やめ!やめ!やめ~!や~め~!やめ~!」




「(ヒ) アハハ!よう、こんな喧嘩。
 今から考えたらね ホントにうちの家なんてね
 襖やなんかバタバタ破れてるし ひっくり返ってるし。
 本当に、すさまじい喧嘩をよくしていました」
「(近) そうなんですか。」
「(柘) 女の子3人なのに。」



 姉妹喧嘩はコシノ家の教育方針!? 欲しいものは勝ち取れ?
 お母ちゃん独特の教育方針



「(近) 滋賀県のナカムラミサコさん。(からの質問)
 ドラマのようにヒロコさんとジュンコさん
 派手な姉妹喧嘩されていたんですか?」
「(ヒ) いや、もう例えば、お帽子なんかお母ちゃんが買ってくれたら
 その帽子を取りに来るんです。ジュンコが。
 結局、そのお帽子もとの形が何にもなくなるまで取り合いしてるんです。」
「(柘) ええーっ!」
「(ヒ) 結局、2人とも着れなくって終わっちゃうとか。
 お洋服であってもグチャグチャになってしまうとか。
 喧嘩の在り方が、とにかくお互い暴力なんですよ。」
<笑>
「(ヒ) だから、とにかくうちのお母ちゃんはそれを止めない。
 何で止めないの?と言ったら勝った者の勝ちやと言うんですよ」
「(柘・近) ほう~」
「(ヒ) 普通だったら
 『ええ加減にしなさい』『これはお姉ちゃんのやから』『あんた譲りなさい』
 とか、こういう年功序列みたいなのってあるじゃないですか。
 そんなの、全然。
 もう、『堂々おやりなさい』。
 そしたら近所のおばちゃんがね
 『あんた何でそうして間に入って止めへんねん』。
 そしたら、『いや、これはね、私の教育方針ですねん』って。
 だから私ら言ってみれば親のツボにハマっているだけのことなんですよ」
「(近) あ~」
「(柘) 欲しいものは自分の手で。」
「(ヒ) だから、勝ち取れ。
 結局、私がすごく過保護に育って、弱々しく育ったから。
 この子が長女で後継ぎするとなったらもっと強ようせんといかんと思ったのか。
 まあ妹のジュンコが強いもんやから。
 これ、喧嘩さしといたら自然にライバル意識が燃えて
 どんどん強くなっていきよると。
 自分が手添えなくたって、この子ら勝手どんどん育ってくれるんやないかなって。
 そういう魂胆があったのかなぁと。今、考えるとね。
 ちょっと、そういうところはありますよね。
 だから、それだけに、お母ちゃんは私は頼ってられへん
 自分は自分でやらんとあかん。
 その代わり自分が欲しいものに関しては
 徹底的に知恵を出して、自分の欲しいものを勝ち取るという。
 そういうやっぱり何か習性みたいなものができてしまって。
 今でもそういうところがありますね。
 どんなことがあっても、これは欲しいのは欲しい。
 そうすると、どんな努力でもする。
 その気持ちが、もう子どものころから。
 ホントに親の仕組みというか、仕掛けというのかしら。
 ある意味、いい結果に終わったかなって思ってます」
「(柘) 欲しいものは、っていうのが、ピアノも、欲しくて欲しくてあの行為に?」
「(ヒ) そうなんです。独唱をやっていたので。
 友達がピアノを弾いていたんです。 いつも2人で動いていたんです。
 もうピアノが欲しくてしょうがなかったの。
 そこの隣のうちに、ピアノ屋さんがあって、
 ぱっと見たら中古品で安う出たんですよ。
 これはどないしても買うてもらわないとアカンと思って、
 お母ちゃんに『ピアノ買うて』と言って。
 『あかん!』って言われて。
 これはどうしても買うてもらいたい。
 ジュンコも、ちょっと入れて
 『あんたも加担しなさい』と言って。」
「(柘) そういう時だけは一緒に仲よくなれるわけですね。」
「(ヒ) そういう時だけはね。
 悪だくみの時だけは入れるんですよ。」
<笑>
「(ヒ) でね『書きなさい』と言って、ものすごい書きました。
 3000枚ぐらい書いたと思います。」
「(近) 3000枚!?」
「(ヒ) はい」
「(柘) ドラマのこの、いたるところに、ピアノこうては、あながち…。」
「(ヒ) これ、ホントは紙なんですね。
 紙、ばーっと切ってね、書いてね、全部くっつけていくんです。
 うちに仮縫いピンみたいなのあったから、
 それであっちこっち、あっちこっち。
 もうとにかく、戸棚っていうか、食器棚には全部敷きますでしょ。
 それから、お手洗い。
 昔、ちり紙だったですよね。なんか、グレー色の。
 あれに全部書いて。こんなに(5cmくらい)積み上げて。
 全部向けて、全部『ピアノこうて』『ピアノこうて』。」
「(近) ハハハハ!」
「(柘) 使うたびに『ピアノこうて』が出てくる。」
「(ヒ) どこに手を入れても、全部『ピアノこうて』が出てくるんですよ。
 これぐらいのにちょうど切って、半紙をガー切って書いて
 それをカットして全部入れていくんです。」
「(近) うわ~、徹底してますね。」
「(ヒ) どこ行っても書いてあるから。
 ホントに親は閉口したと思うんですよ。
 で、買うてくれたのがオルガンやったんですよ」
「(近) ドラマでも、そうですよね。」
「(ヒ) だけどオルガンを弾く時にものすごい喧嘩してるでしょ、取り合いで」
ドラマで糸子に説教されてるシーン(94話)
「(ヒ) そしたら今度ね、お母ちゃんがね このころは
 『うちの家は貧乏やねん 税金も払われへんねん』。
 だから赤紙を貼ったんですよ 税務署の」
「(近) 差し押さえってことですか。」
「(ヒ) 差し押さえ。差し押さえをするからってね。
 その代わり自分の洋服だんすにも貼りましたよ。
 でも、いちばん先にオルガンに貼られたんですよ。
 ここに貼っといて。
 『貼られたんや』と。『うちはお金がないから税金も払われへんねん。
 『だからね、あんたらね うちは貧乏やねんで。
 だからそれなのにオルガンを買うたってんねんから
 こんな喧嘩するんやったらこのオルガンまた売ってしまうわ』って言って。
 これはえらいことやなと思って。
 『お母ちゃん、堪忍。これから、喧嘩せえへんから』
 て言うても、だめ。
 また、喧嘩をしてましたけどね。
 結局ね、親と子の知恵比べなんですよ。
 あれはね、赤紙なんて、あれうそですよ。
 あれはね、本当にうそ。
 さっとその場で切って開けてくれたんやから。
 そんなもん、普通は開けられしませんやん。
 それを『ほな弾きなさい。喧嘩せえへんのやったら弾きなさい』って。パって」
「(柘) それぐらい、いろいろお母さんも、あの手この手で」
「(ヒ) あの手この手ですよ」



 母に行かされた散髪屋さん



「(近) あと私、印象に残っているのが
 どんぐりがはかまを履いているような散髪屋さんに行くっていうシーン。」

糸子が学校から帰ってきたうるさい二人の娘を家から追い出したあと
 安岡家で優子が玉枝に髪を切ってもらう。(87話)

 「(玉枝) せやけどあんた、これ以上切ったら
  ドングリのはかまみたいになってしまうで。どないする~?」
 <(糸子) 子供らの頭が ドングリになるくらいはよしとせな>

「(ヒ) お母ちゃんね、忙しいてね。そば寄っていったら
 『あんたちょっとうるさい あんた、どっかいっといで
 ちょっとお金あげるからな 散髪屋行っといで』って。
 『てらした』という散髪屋さんなんですよ。
 ジュンコとミチコと私と3人でね、お金もらって行くんですよ。散髪屋さんに。
 そうするとね、漫画の本見てね。
 それから待っている時間を入れたら3時間ぐらい帰ってけえへんのですよ。
 私たちもね、散髪屋さん楽しいから行くんですけど。
 3日にあけずに行け行けと言うんですよ。
 そしたら行ったら、おっちゃんがね
 『あんたら、もう切るところないで』って。
 これ以上切ったら だんだんだんだん 毛ぇなくなって。
 これ見てください。」
「(近) 実際のお写真ですね。」
「(ヒ) おでこがドンドンドンドン出ていって。
 ミチコは、まだかわいいけど
 私なんか、それでこそ顔長いのに、ドンドン。
 もう切るとこない… それでも
 『お母ちゃん、また切っておいでって言うか。
  ほなしゃあないな、切ろか』って、また切ってくれるんですけど。
 もう、私らは、親のせいでこんな頭なんです。」
「(柘) ドングリの袴みたいになってまうで、と言われた髪型ですもんね、これが。」
「(ヒ) そうですね」



 本当は美術大学志望



「(柘) そんなお母ちゃんですけども、
 子どものころは、どんなふうに働く姿を見て、
 こうなりたいなとかってあったんですか?」
「(ヒ) お母ちゃんの姿を見てね、私は絶対に後継ぎしたくないと思ったのよ。
 もう、こんなお母ちゃんと同じことなんか絶対したくないと思って。
 だから、私は『後継ぎだけはせえへんで!』って言って、えらい反抗してました。
 私、1年ぐらいね、もの言わなかった時があったんですよ。
 というのはね、一生懸命勉強してね
 ものすごくエエところまでいくぐらい勉強して
 美大に行くのが目的で。
 これは、どうしても美大に行きたいと。
 お母ちゃんは その時は行ってもええと言うたんですよ。
 それで私学から公立に移って 一生懸命勉強して
 これやったら、いけるでっていう時になって、急にね
 『美大なんかあかん!』って言うんですよ。
 なんで どないなったんか知らんけど。
 要するに… 絵描きさんになったらね
 貧乏な絵描きさんっていうイメージしかないみたいね。
 やっぱり自分で若い時から貧乏してるでしょう。
 やっぱり そういうのを 子どもの時代で っていう気持ちがすごくあったのかな。
 私はもう、お母ちゃんの後継ぎなんて絶対嫌やって。
 お母ちゃんが仕事やってんの見てたら、
 まるで『野麦峠』の世界みたいだったんですよ。」

あゝ野麦峠―ある製糸工女哀史 (角川文庫)

「(柘) 『野麦峠』、昔のね。」
「(ヒ) もう人がね、正月、お盆
 楽しむために、人様のために犠牲になっているみたいな世界やとばっかり思って。
 きれいなお洋服を縫う楽しみとか、そんなことよりも、とにかく犠牲。
 こんな世界は私は絶対に継ぎたくない。
 私は絵を描いて、暮らすんやと。
 そう思っていたのが、これでしょ。
 で、ある日、ちょっと考え方 変わったんです。
 それで、一年間お母ちゃんにものを言わへんかったんですけどね。
 『お母ちゃん、私ちょっと後継いだってもええよ』って。」



 ファッションの道へ きっかけは中原淳一



「(ヒ) それは実は、中原淳一先生。」
「(近) こちらですね。 『それいゆ』っていう雑誌を…。」
それいゆ
「(ヒ) これこれ。」
「(近) 当時の女性誌…。」
「(ヒ) この時代、この頭がはやってね
 それでね、中原淳一先生の
 『それいゆ』とか『ひまわり』の大ファンだったんです。
 中を開けますと…。」
スタイルブック(SOLEIL PATTERN)
「(近) 編集長で、しかも表紙も描かれていて
 挿絵も、中原さんが。」
「(ヒ) その中に、スタイルブックあるでしょう。
 このスタイルブックということは
 お洋服のデザインがそこに描かれてるわけですよ。
 その絵が、やっぱり中原先生の絵なんです。
 中原先生って元々絵描きさんなんですよ。
 これはファッションと絵が一体にできる世界。
 これを発見したんですよ。
 これで、私、目の上のうろこがパカッと取れて。
 私はこの世界で生きていこうと思って、それでお母ちゃんに
 『お母ちゃん、私、東京に行って勉強するわ』。
 今で言えば、イラストレーター。」
「(柘) 実際に中原さんのイラストを参考にお作りになった…。」
「(ヒ) この洋服がそうです。
 洋裁学校に行き始める時に髪の毛も、洋服もね
 全部中原先生の。 憧れて。」
「(近) そして洋裁の道を歩み始められまして」
「(ヒ) 文化服装学院に入ったんですけどね。」



 25年前 家族で番組出演



「(近) そして、今やヒロコさんだけではなく
 三姉妹が、それぞれ活躍されていますよね。」
 実はですね、3人ともお忙しい中、
 そして、お母さん自身もお忙しかったと思いますけれども
 皆さんが一堂に会したテレビ番組がNHKにありまして
 今日はその映像もありますので。
 綾子さんが74歳・当時でいらっしゃいます。
 ご覧頂きましょう。」

「コシノ一家の肝っ玉放談(1987)」の映像
 司会は、紙ふうせん(平山泰代・後藤悦治郎)。


「(後藤) 拍手で、呼び込みましょう。お母ちゃん。」
「(全員)お母ちゃん。」
「(後藤) 改めて、紹介させてもらいます。
 偉大なお母ちゃんです。小篠綾子さんです。こんばんは」
「(綾子) こんばんは」
「(後藤)ようこそおいでくださいました。
 お母ちゃんから見られてですね
 この子はよく手伝うてくれたとか 何かあります?思い出。」
「(綾子) 何にもない。誰も手伝わない。」
「(後藤) 手伝わなかったんですか?」
「(綾子) はい。私 手伝うてほしくなかったんですよ。本当にね。
 子ども手伝わすんやったら
 私、本当、何かすること いっぱいあったんですけども
 私、大体、お弟子さんが たくさんありましたし
 子どもたちが、まいまいされたら
 うるさい!という気持ちがあったのでね。
 できるだけ、離れよう離れようとしてたんですよね。」
「(後藤) ああ、そうですか。
 お母ちゃんから見て 三人三様だと思うんですが
 キャラクターというか 性格といいますか。」
「(綾子) うーん…この人は何て言うのかな  (←ヒロコさんについて)
 長女で、あまり気が利きませんけども、
 それを私がカバーするという立場で
 一生こら、ついてやらな この人はね。
 やはり、よう人には好かれるんですけどね。
 細かい点まではね、やはり気がつかないんです。」

「(綾子) そういう三人三様のね そこに流れるものはね
 ひと言申しましたら、やっぱしね
 正直な、っていうのが この4人ともついてまわるんです。
 非常に、自分の気持ちに正直。
 人には正直。うそは言えない性質だっていうことはね
 これは言えるんですよ。
 もうそれが根本あったら 何もいらないんですよね、うちは。」

(スタジオに戻る)

「(柘) うわ~ お母ちゃんですね。」
「(ヒ) ねえ。だけどあんな厳しいことを言うてながら
 この子を見てあげんとあかん、なんて
 まあ、よう言うわぁ~。」
<笑>
「(柘) お母様じゃないと、ヒロコさんに言えないせりふですよね。」
「(ヒ) なんか結構ええ格好してますよね。」
「(近) 当時は74歳ですが。」
「(ヒ) あの時ね、3人でね しゃべるしゃべる。
 もう、すごいしゃべるんですけど。
 横からジュンコがパーンとたたいて
 『お姉ちゃん、しゃべりすぎ!』。
 ピー、つねったりね。
 本当にね、あの中でも喧嘩しているんですよ。」
「(柘) 一見、しおらしく3人…」
「(ヒ) キーっ、てやってるんですよ。」
「(近) あそこでもライバル同士がバチバチとやってたわけですね。」
「(ヒ) そうそうそう。」



 74歳の母がブランドを作る



「(近) 当時74歳ですから、今と同じ同年代になるわけですよね。」
「(ヒ) そうですね。
 お母ちゃんは74歳で初めてプレタをね、やり始めたんです」
「(近) 既製服を。それまではずっとオーダーメードに
 こだわってらっしゃったんですよね。」
「(ヒ) たぶん今度の『カーネーション』で出てくると思うんですけど
 『オーダーしかやらへん』と言ってたのが既製服やり始めて
 『自分のブランドを作りたいんや』と言い始めたでしょう。
 その時にもう、私たちも大笑いしたんですけどね。」
「(近) 大笑い?」
「(ヒ) お母ちゃんがブランド作るって言って、行ったんですよ。
 そしたら、その展覧会の時、展示会ですか。
 ダーッと作品を並べてるんですけど
 どれ見ても、ジュンコ風、ミチコ風、ヒロコ風。
 これ、私と同じ服や。色違うだけや。
 ちょっとちょっと、ちょっとフワーッ、フワーッとしてるだけやん。
 お母ちゃん、私らな、自分のオリジナルっていうことを
 一生懸命考えて今まできたのに、
 お母ちゃんのオリジナルって何やねん、って言うたら
 『お母ちゃんのオリジナルはあんたらを産んだことや』と。
 『あんたらのオリジナルは全部私のもんや』。」
<笑>
「(柘) さすが。」
「(ヒ) せやからそのオリジナルの私たちが一番出したいと思うところを
 きっちり、もう掴んでるんですよ。
 さすが!そこが親です。」
「(近) 大事なところを押さえてるんですね」
「(ヒ) いちばん、ええところ。
 私は、これを見て欲しいというようなデザインのとこだけ きちっとつかんでて。
 それを自分のデザインの中に取り込んで作品にしているんです。」
「(柘) それは、やっぱりさすがですね」
「(ヒ) これは、親でないとできないなと思った。
 だからその取り込む…。
 『お母ちゃん。これ、作品、パクリやん』って言いましたよ。
 だけどね、パクり方でも、やっぱり、この人の思想があるんですね。
 これはね、私はびっくりしました。
 さすがうちの親やな思いましたよ。」
「(近) 74歳で新しいことを始めるという…」
「(ヒ) 私はこれから、頑張ってな 世界のデザイナーになんねん
 って、私らに死ぬまで言うてましたからね。」
「(柘) 92歳までずっと現役で。」
「(ヒ) 現役でねえ…生涯青春というか。
 ちょうどね、私ね、世界のデザイナーになるって
 えらい、大それたこと言うてるから
 うっそーなんて思ってたんだけど。
 今考えてたらね、こうして『カーネーション』がね
 世界、全国に流れてね。
 私たちよりもお母ちゃんの名前のほうが世界・全国、通ってますやん。
 綾子=糸子。糸子=綾子ですよね。
 いや~ お母ちゃん死んでから5年なるんだけど
 5年目にしても、まだやっぱりね、
 朝ドラに出たかったという気持ちがありあり出ていて。
 しかもね、自分が世界のデザイナーになりたかったという、
 その、何て言うんかな…情念ていうんですかね。
 これがやっぱり、きちっと成就してっちゅうのは恐れ入りましたね。」
「(柘) すごいですねー」
「(ヒ) すごいわね。
 これ、死んでから5年ですよ。
 5年でこんな『カーネーション』なんかねえ…ちゃんとこう…
 すばらしいドラマにしてねえ、
 しかも朝ドラになりたいなりたいってね。」
「(近) ずっと出たいとおっしゃっていたそうですね。」
「(ヒ) もうとにかくね、通ってくるね、集金人の、
 NHKの集金人のおっちゃんあるっしょ。」
「(柘) 受信料の」
「(ヒ) 受信料の。おっちゃんにね、あんたNHK帰ったら、言うといてや。
 うちの一家が朝ドラになるように言うてちょうだい。
 お母ちゃん、そんなNHKのそんなおっちゃんに言うたって
 分からへん分からへん。
 NHKやろ。NHKやったら誰でもみんな同じやん、って。
 今言うとかんとあかん、って。
 本当におもしろかったですわ。
 その執念がね、自分がこうありたいと思ったら
 どんなことあってもこうなりたかったの。
 あの気持ちはホント、姉妹(きょうだい)3人みんな同じです。」



 74歳で念願の画家デビュー!



「(柘) そして、ヒロコさん自身が今
 お母様がファッションブランドを立ち上げた時と同じ年齢になられて。」
「(ヒ) はい。ちょうど同じ年齢になって。
 お母ちゃんは74歳でデビューっていうことでプレタをやりましたでしょ。
 このデビューっていうの考えてて
 実は先日ね、あの…アーカイブスにちょうど出ていた時に。
 NHKの。日曜日のね。
 あの時、ふと発見したんですよ。
 私、今74歳で。実際75歳ですけど。
 74歳で、絵のデビューをしたんです。」
「(近) そうですね。パリで去年個展を開かれました。
 その時のお写真、こちらです。」
「(ヒ) お母ちゃんがプレタポルテのデビューを、ブランドデビューをしたのと
 私が絵のデビューしたのと、一緒の年や。
 いやあ、これって何かあるなあ、と思って。
 本当、その時ね、口で言いながら
 えっ?ああ!74歳で、同じ年で
 全く違うある意味ジャンルの世界デビューしてるわ。」
「(柘) 偶然といいますか…。」
「(ヒ) いやあ、その時私、実は発見したんですよ。
 びっくりしました。
 なんか、その時、天国からお母ちゃんが、
 『あんた、美大行きたいって言うてたけど、絵の方向に行ってみ。
 きっと、これまた成功するで。あんた、やりなさい。
 お母ちゃん天国から守ったんで』って言うてくれたんやなって思ってね。
 なんかもう、じーんときました。」
「(柘) 本当ですねー。」



 親子3代 ファッションデザイナー



「(近) そのお母ちゃんの精神は
 今また次の代に受け継がれていまして
 写真があるでしょうか。」
綾子さんジュンコさんと、
 ヒロコさん親子(長女・由佳さん、次女・ゆまさん)5人の写真

「(ヒ) これ、みんなでね。上の娘と下の子と」
「(柘) お嬢様、長女の由佳さんと、次女のゆまさん。
 ゆまさんも今デザイナーとして。」
「(ヒ) ゆまちゃんも今ねー、
 なんかヤンキーみたいな女の子になって出てるけどね。」
「(柘) 『カーネーション』の中でジャージーを着て」
「(ヒ) 怒ってましたよ。
 『私、ヤンキーなんかなってないよ!
 ママのこと大好きやったのに!
 もう嫌や!』とか言ってましたけど。」
「(柘) すいません、ドラマで…。」
「(近) フィクションでね、少し際立たせるために。」
「(ヒ) でも、これも楽しく皆さんが見て頂いたら
 すばらしいことだと思ってます。」
「(柘) ゆまさんもデザイナーとして活躍されていらっしゃるそうですね」
「(ヒ) そうですそうです。3代目ですよね。」
「(柘) こんど、母親の立場で、どうですか?」
「(ヒ) ゆまちゃんを育てる、その過程で見ていて、
 やっぱりお母ちゃんが私たちに非常に厳しくクールに育てたっていう部分が
 私もやっぱり親のやってることを見て、とても参考になるんです。
 こういう場合お母ちゃんやったらどうするかな、とかね。
 だから、私ももっとこの子に対して厳しくせんといかん。
 だから、ちょうど今、お母ちゃんのところに預かってもらって。(←ドラマで)
 この子どうしようもないから預かってって言うてますけど。
 あれは、実は事実で、ヤンキーだからっていうんではなくて
 学校に行ってる時にですね、文化服装学院に行ってる時、
 私たちのやってることとか 親のやってることとか
 とにかく伯母ちゃんがやってること もうみんな見てるから
 頭だけが先に行ってるんですよ。
 だから、学校で習ってることが、ある意味アホらしなってきたのか
 もう学校さぼり倒してたんですよ。
 それで卒業間際になって、私のところに先生から電話かかってきて
 コシノヒロコ先生のお嬢さんで申し訳ないんですけど
 このままでいったら卒業できませんって言ってきたの。
 それで、
 『お母ちゃん、えらいこっちゃ、どないしよう。
 こんなこと言うてきたわ』。
 『ああ、そうか。ほんならな、ちょっと、うち預かったるわ。
 岸和田のな、あの田舎で1回ね、一からしごいたるわ』言うて、
 連れて帰ったんです。
 で、また行く時に、この子、私に手を合わして
 『ではママ、行ってまいります』 って言って行ったんですね」
「(柘) 確かに、この世界に触れていたら
 世界一流のものが入ってますからね。」
「(ヒ) 頭ばっかり…。はい。」
「(近) まだまだ伺いたいことも多いんですけれども
 時間がそろそろとなりましたので
 このあと、皆さんからの質問とメッセージをご紹介いたします。」



 ヒロコさんへの質問とメッセージ



「(近) 今日のゲストはファッションデザイナーのコシノヒロコさんです。
 このあと、皆さんからの質問とメッセージを伺います。
 まずはこちらの質問からです。最初はこちらです。」

 『若さの秘けつ教えて! 愛媛・石田さん』

「(近) コシノヒロコさん、若さの秘けつ教えてください
 愛媛県の方からです。」
「(ヒ) やっぱりいっぱい希望を持ってるし
 目的もたくさん持ってるし
 それに向かって進むだけという気分で。
 最初からお話してるように
 自分でやりたいと思うことを勝ち取るためにはどんな努力も惜しまない。
 そういう気持ちが、自然にワクワクさせられるんですね。
 人間ってワクワクしたり、まあ、非常に大変なこともあるんですよ。
 とても逆境もいっぱい体験しました。
 ですけどね、それを乗り越えた時のね、達成感って凄いんですよ。
 その時、パーってね、なんかこう、若さが与えられるんじゃないかな。
 だから、ただただ平々凡々とやってるんじゃなくて。
 私たちの人生って、ある意味闘いですよね。
 やっぱり闘いっていうのはね、やっぱり疲れちゃ、もう闘いじゃないのね。
 それを闘って、勝っていかなきゃだめなの。
 勝つっていうことは、勝ち取ることですから。
 やっぱりそれは、若さを勝ち取るのと私は変わらないと思います。」
「(柘) 常に世界に目を向けてらっしゃいますもんね。
 エネルギーにまっすぐね。」
「(ヒ) ネガティブな考え方は全然持ってないですから。
 もうポジティブなものの考え方しかないんです。」
「(柘) 見習わなきゃ!」

「(近) 背筋がぴしっとなったような気がしますが。
 続いてはこちらの質問です。」

 『おじいさんはどんな人でしたでしたか?思い出を教えて! 埼玉・麻田さん』

「(近) おじいさんはどんな人でしたでしょうか?思い出を教えてください。」
「(ヒ) ああ、おじいちゃんね。」
「(近) 綾子さんのお父様で
 ドラマでいうと小林薫さん演じる善作さんですね。」
「(ヒ) そうですそうです。
 私にとって、美のDNAっていうんですか
 美的な意識っていうのが、もう、おじいちゃんから全部もらってるんですね。
 おじいちゃんと歌舞伎に行ったりとか
 もう3つぐらいから、とにかく綺麗な芸者さん遊びするところとか文楽に行くとか
 そんな時にいつも私を連れてってくれて」
「(近) は~ 小さいころからそういうところに…」
「(ヒ) それがもう全然退屈がらずに見てるんですよ。
 で、それが私の中にしっかり入ってて。
 この美意識っていうのがね、おじいちゃんから完全にもらったの。
 この辺の感性っていうのは、また、ジュンコとここが違う。
 ジュンコは やはり、1つの抵抗するという部分で
 非常に強いものを持ってますけど、
 私はそういう意味での、エレガンスっていうか。
 だから、小さい時から歌舞伎ばっかり見てるもんですから、
 女の人と男の人が心中したりとか ああいう男と女の恋愛関係とか
 そんなのばっかり小さい時から見てますでしょ。
 だからお母ちゃんが不倫したって、
 お母ちゃんかわいそう、お母ちゃん勝って、みたいなところが。
 だから、私たちはちょっと親戚のおっちゃんに
 『お母ちゃんは間違ってない』って言えたんです。」
「(近) ドラマでいう周防さんのくだりですよね。
 あれも本当だったということですよね。ありがとうございます。」

「(柘) そして、メッセージもたくさん頂いております。

 『昭和時代からヒロコさんの服に憧れて着させてもらっています。
  当時のデザインも今現在
  高校生、中学生の息子たちがカッコイイと言い、着ています。
  時が流れても、潔くカッコイイおしゃれのすばらしさを感じております。
  これからもずっと応援しています』
 藤沢市のユミさん
 時代を超えてかっこいいものは変わらないというメッセージを頂きました。
 それから
 『カーネーションで激しい姉妹の喧嘩が描かれていますけども
  常に本音でぶつかり合い、一本筋を貫き通す姿勢に
  毎朝元気をもらっています』
 というメッセージ、頂きました。
 本当に私たちも、今日もお会いしたらますます元気を頂きました」
「(ヒ) ありがとうございました」
「(柘) これからも、ますますご活躍お祈りしております。
 本日のゲストはファッションデザイナーのコシノヒロコさんでした。
 どうもありがとうございました」
「(ヒ) ありがとうございました」
(拍手)

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テーマ:NHK:朝の連ドラ - ジャンル:テレビ・ラジオ


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あさイチ「プレミアムトーク 尾野真千子」
NHK総合 2012年2月10日(金)


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★感想

いや~!面白かった!
尾野さんが糸子のまんまや~~!
国会中継のため時間が40分しかなかったのが残念。
通常通りだったら、もっと面白い話がでてきたかも。
最近のほっしゃん。さんと尾野さんの
Twitterバトル(ジャガイモ里芋論争)とか。

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★内容

冒頭はミシンの間から糸子が顔を出してるポスターの前に
尾野真千子さんが同じポーズで登場。
(以下、尾野さんはオノマチor尾野。他・出演者も敬称略)

「(尾野) おはようございます。
小原糸子こと、尾野真千子です。
きょうの『あさイチ』は 『プレミアムトーク』。
私がいろいろお話させて頂きます。 絶対、見てや」

オープニングの『カーネーション』映像。

(勘助をいじめてるヤツに跨ってやっつけてるシーン)

「(糸子) 小原糸子じゃ!」
 おのれら、なんちゅう腐れ根性しとるんじゃ。」

(パッチ店で窓越しに初めてミシンを見るシーン)

「(ナレ・有働) ドラマ『カーネーション』。 ヒロイン・糸子。」

(糸子が周防に初めて告白するシーン)

「(糸子) 最後に言わせてください。 好きでした。」

(糸子が善作に女学校を辞めてパッチ屋で働かせてと頼むシーン)

「(善作) こげか!」
※糸子が酒をぶっかけられて、蹴られる
※これを見ているオノマチはシーンの糸子と同じ顔してる!(笑)

「(ナレ・有働) その熱い演技で お茶の間をとりこにしてきた 尾野真千子さん。」
  一体、素顔は どんな人なんでしょうか。」

「(小林薫) 若いころは山猿みたいな女だと言われてたよね」
※「(スタジオのオノマチ) 酷いこと言う」
「(麻生祐未) ハハ… 若いころ…」
「(小林) なんか飯もボリボリ食うし」
「(麻生) そうそう」
※(スタジオのオノマチの口がヘの字)

「(ほっしゃん。) 生態がいまいちわんかんないんで」
※「(スタジオのオノマチ) なんやねん!」
「(ほっしゃん。) すごい興味ありますね。未知の生物のノリですね」
※「(スタジオのオノマチ) 誰やのそれ!」

(過去シーンスナップは、叫んでたり驚いたりしてる糸子のアップ)
※「(スタジオのオノマチ) アハハ!」

「(ナレ・有働) 皆さん、山猿だの未知の生物だの
 言いたい放題ですよね。」

(小学校4年生のオノマチの写真。カワイイ)
※「(スタジオのオノマチ) うわっ!」

(故郷の山の空撮)

「(ナレ・有働) 尾野さんが生まれ育ったのは
 奈良県・吉野郡西吉野村。
 (現・五條市のテロップ)
 猿もいれば鹿もイノシシも住む 山深~い所。」
※「(スタジオのオノマチ) うわっ、すごーい。」

「(ナレ・有働) 15年前、ここ 尾野さんのふるさとをロケ地に
 撮影された映画がありました。」


(映画『萌の朱雀』(1996)のワンシーン。教室から外を見てるオノマチ)

「(ナレ・有働) 当時、村の中学校の3年生だった尾野さんを
 監督がヒロインに抜てきしたのが女優人生の始まり。」


(大河ドラマ『義経』義経の正室・萌役のスナップ・当時23歳
 NHK土曜ドラマ『外事警察』(2009)松沢陽菜役のスナップ・当時28歳)

「(ナレ・有働) それ以降、話題の作品に数多く出演。
 女優としてのキャリアを重ねてきました。」

火の魚
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/program/etc2009/drama09/

(NHK広島制作ドラマ『火の魚』(2009)ヒロイン・折見とち子役 
 作家・村田省三(原田芳雄)に花束を贈られた病院でのシーン)

「(ナレ・有働) 去年、亡くなった原田芳雄さんと共演したドラマ『火の魚』。
 がんを再発させた若い女性編集者を見舞う老作家。」

「(とち子) 先生。 」
「(村田) ん?」
「(とち子) 私、今… もてている気分でございます。」
「(村田) あながち、気のせいでもないぞ。」

※(スタジオのオノマチが涙目で見つめる)

「(ナレ・有働) 芸術祭大賞、イタリア賞など
 数多くの賞に輝いた感動のドラマ。」

(シーンは『カーネーション』ヒロイン発表の記者会見)

「(ナレ・有働) そんな尾野さんが、去年3月
  『カーネーション』のヒロイン発表の記者会見で見せた… 涙…。」
ヒロイン発表会見動画(NHK公式)

「(会見会場の尾野) 本当に… うれしいんです。」

「(ナレ・有働) きょうは朝ドラのヒロイン
 尾野真千子さんの素顔とその魅力に迫ります。」




「(イノッチ) きょうのゲストは尾野真千子さんです。よろしくお願いいたします。」
「(尾野) よろしくお願いします。」
「(イノッチ) 先ほど一緒にね朝ドラを見させて頂きました。
 ぜいたくなね、ところから始まりましたけれども」
「(柳澤) ツッコミがすごかったよね。けっこうね」
「(イノッチ) そうですね」
「(尾野) すごい、いろいろ思いがあるんで。(笑い)」
「(イノッチ) いろいろ裏話を聞きながら見るっていうのも贅沢なもので。」
「(尾野) 私も『あさイチ』めっちゃ嬉しいです。ずっと見ていたんで」
「(イノッチ) ホントですか!」
「(尾野) しかもね、私の2番目の姉がね、イノッチ大好きなんですよ」
(一同・笑い)
「(イノッチ) ホントに!お姉さんどうもありがとうございます。」
「(尾野) でね、その姉の友達が、さっちゃんと言うんですど。
 さっちゃんが、岡田君がいいって」
(一同・笑い)
「(尾野) V6大好き」
「(イノッチ) V6でおさめていただいてホントにありがとうございます」
「(尾野) よろしくお願いします。アハハ」
「(有働) よろしくお願いします。
 今日は尾野さんの魅力をたっぷりとお伝えしますが
 皆さんからも質問メッセージを募集します。」
 今日、8時55分までの。国会中継予定されてますので
 時間ですので皆さん早めに送っていただければと思いますが。
 もうすでにきておりまして。
 大阪府・ナミちゃんさんですが。
 『尾野真千子さん、おはようございます。
  今 朝ドラを見ながらメッセージを送っています。
 それにしても今までの朝ドラにない
 爽やかじゃないところが見応えがあります。」
「(尾野) ええ?」
(一同・笑い)
「(有働) お隣の和泉に住んでいますが岸和田弁には圧倒されています。
 今朝はものごっつう楽しみにしちゃるでぇ。」
「(尾野) イェ~~イ!」
「(イノッチ) 爽やかじゃないところというか…」
「(尾野) どういうことですかね?」
(一同・笑い)
「(イノッチ) いや、痛快ですよね。ホントに。今までと違うところがあって。」
「(有働) でもさっきのVTR・記者会見のときに涙してらしだじゃないですか。」
「(尾野) 涙もろいんですね。」
「(イノッチ) うれしいという気持ちもあると思いますけれども、
 あそこまで号泣するというのは、何か他にも思いがあったんですか?」
「(尾野) いや~。もう何回、朝ドラのオーディションを受けたか
 分からないくらい受けたので。
 それがね。これが30になってやっと夢がかなったんで、
 やっぱりそれは嬉しくて。
 朝ドラというと、やっぱり実家の人からすると もう、すごいもので。
 やっと親孝行とか家族孝行ができるという
 その思いがすごく強かったです。」
「(有働) へぇ~」
「(イノッチ) そりゃね。あそこまで泣きますよね。」
「(尾野) フフフ」
「(イノッチ) 何回も受けたんですか?」
「(尾野) 何回も受けましたね。」
「(イノッチ) 途中でもう、無理かなって…」
「(尾野) 諦めてました、25歳くらいで諦めてましたね。」
「(イノッチ) それでもまだやり続けたんですか?」
「(尾野) なんか、その後、もう声がかからなくなって」
「(尾野) その後、この歳になって、
 もう1回どうですかって言われたんですよ。」
「(イノッチ) オーディション。」
「(尾野) ああ、いいやと思って。」
「(イノッチ) あはは!」
「(尾野) 行く行くって言って行きましたね。」
「(有働) 決まった時は周りの方は?」
「(尾野) すごかったですね。
 周りは初め、やっぱり受からんやろうという気持ちでしたからね。
 それが受かったいましてねー。」
「(イノッチ) ぴったりはまってるじゃないですかねー」
「(有働) しかも大好評で。いかがですか?自分で。朝ドラ、もう、
 夢の朝ドラをやって。」
「(尾野) 逆にどうですかと聞きたいです。
 私ももう、なんか朝ドラっぽくない顔していますんで」
「(イノッチ) アハハハ!朝ドラっぽくない顔。」
「(有働) どんな顔ですか?」
「(尾野) そのとおりなんですけれどもね。ファックスの通りなんですけど。
 なんかあんまりその爽やかさとかって無いと思うし。
 こんな汚いことば、いっぱいしゃべっているし。
 どうなんやろと思って。
 視聴者の方を 声をすごく聞きたいです。」
「(有働) 今日、みなさんからのファックスをどんどんご紹介していきますので。
 聞いていただきたいと思うのですが。
 まずは名シーンを。撮影現場の様子と共にまとめてあります。
 ご覧頂きましょう。」
「(尾野) ヘヘヘ」




「(ナレ・有働) ドラマの撮影は去年5月に始まりました。」

(2011年5月・河原でのあいさつ)

「(D) ご紹介いたします。我らのヒロインであります。
 小原糸子役の尾野真千子さんです」
「(尾野) よろしくお願いしま~す!」
「(スタッフたち) イェイイェイ!(拍手)」

(「第12回」 勘助をいじめてる男子に立ち向かう糸子のシーン)

「(生徒) なんじゃお前!」
「(糸子) 小原糸子じゃ!  (※「(柳澤)ドスが効いてる」(笑))
 そこのへたれの、あ、ごめーん。」
「(D) ハイ、カット。」

※「(有働) このシーンとかっていうのもねー。」
※「(尾野) どう思います?これが最初ってねー」
<笑い>
「(有働) 印象深いですよね。」

(撮影の合間。
 小原家居間で糸子たち4姉妹が並んで
 「ドドスコスコスコ・ドドスコスコスコ・ドドスコスコスコ・ラヴ注入!」
 をやってるシーン。)

※「(有働) これはあの、皆さんでね、撮影の合間にこんな感じで」
※「(尾野) 流行。」
※「(イノッチ) そういうときですね。」
<笑い>

(ちゃぶ台のところに善作がやってきて…。4姉妹が…。)

「(尾野) お父ちゃん。自分が一番かわいいと思う顔してな。
 サン・ニー・イチ…」
ニッコリ笑う善作(小林薫)
(一同・笑い)
「(娘たち) めっちゃ笑顔!」

※「(有働) かわいい」
※「(イノッチ) 本番じゃないですよね。」




「(ナレ・有働) それでは思い出の名シーンをどうぞ。」

(「第10回」
 夜、食事を終えた善作が足の爪を切っている。
 畳に両手をつく糸子)

「(糸子) お父ちゃん。
 うち桝谷パッチ店で働きたい。
 女学校、辞めさせてください。」
「(善作) 何やと!」
「(ハル) やめとき!」
「(糸子) 頼んます!働かしてください!」

※「(尾野) これ怖いん。後ろに(割れた皿の)破片があるんですよ」

「(善作) 女学校、辞めるってか。
 わしが、どんだけ苦労して女学校いかせちゃってると思ってるんじゃ!」
「(糸子) 分かってる、分かってるけどうちどないしても働きたい…。」
糸子を足で蹴る善作

※「(尾野) この時踏んでるんですよ。破片を踏んでる。アハハ」

(その後、昼の店。
 善作の前に座り 畳に両手をつく糸子)

「(糸子) お父ちゃんが、あかんちゅうた。
 桝谷パッチ店で働きたいんや。
 ミシンは、うちのだんじりなんや。」

※「(有働) 泣くシーンはねー。」

(「第12回」 居間)

「(善作) 座れ。」
善作の前に座る糸子
「(善作) その…なんちゃらパッチ店、行け。」
「(糸子) ほんま?」
「(善作) ただし、働きに行くと思うな。勉強をしに…。」 
「(糸子) うれしい! わー、どないしよ!」  (※スタジオ・笑い)

(「第41回」 クリスマスイブの小原家・ケーキを囲む妹達)

「(糸子) 今の仕事はことしいっぱいで辞めて
  ここで小原洋裁店、始める。」
卓袱台を叩く善作
「(善作) なめとんのか、おのれは!」
「(ハル) やめり、やめり。」
「(善作) こげか!」
糸子を殴る善作
(家族の悲鳴)
※「(尾野) 痛~い」
※「(有働) これ、殴られたあとが見えます?」
※「(尾野) そうなんですよー」

(「第43回」 屋根に小原洋裁店の看板が上がるシーン)

「(ナレ・有働) すったもんだのあげくに 晴れて洋装店の開店。」

(「第47回」 奈津の料亭座敷・糸子の結婚式)

「(木之元たち) 乾杯!」
勝の横に座り、勝に微笑む糸子
「(ナレ・有働) 結婚。」

(「第48回」 優子と命名した善作が居間で優子にデレデレシーン)

「(ナレ・有働) 出産。」

優子を抱かせろと駄々をこねる善作
「(善作) ああはよ!はよ!あ~ はよ!はよ!ああもう!」
優子を抱く善作
「(善作) よしよしよし!はい!やややや や~!よちよちよち… 
 ほらほら ほらほら…。
 なあ!明日からな 善ちゃんが なあ 世話しちゃるよってな~!」

※「(尾野) 自分で『善ちゃん』言うて」
※「(一同) ハハハハ!」

(「第58回」 夫・勝を見送るシーン)

「(ナレ・有働) ところが夫は戦争に」

「(勝) ほな行ってきます。」
「(糸子) いってらっしゃい。」
「(娘たち) いってらっしゃい。」

(「第60回」 大日本国防婦人会の澤田たちが店にやってくるシーン)

「(女性) 1台でも、どうにかなるはずです。」
※「(尾野) あ~ 腹立つ」
「(糸子) 戦争から帰って来た時に
  あれがなかったら 主人は仕事が出けへんようになります。」
「(澤田) はあ?
 夫を戦地に送り出したら 潔く遺骨になって帰ってくるのを
 願うべきやないやないんですか。」
 死んで、お国の役に立ってこそ」
 旦那さんの値打ちちゅうもんです。」
「(糸子) 何?」
「(澤田達) …」
「(糸子) 何!この!」
糸子を押さえる善作と昌子
「(澤田) 何ですの、ちょっと…。」
「(善作) まあまあ、あとでよう言うて、聞かせますよって。
 今日のところは。」
「(昌子) ご苦労さんでした。」
「(澤田) 失礼しました。」
立ち去る澤田達
昌子に背中をさすられながら悔し涙を流している糸子
「(糸子) くそーっ! 何が死んでこその値打ちじゃ!」




「(有働) 結局このあと、
 夫は戦争から帰ってこられなかったんですよね。」
目が潤んでいるオノマチ
「(有働) 目が…。」
「(イノッチ) ふりかえっちゃいますね。ちょっとね」
「(尾野) ねー。そうですね」
「(有働) やっぱり、今ご覧になっても…。」
「(柳澤) 今、本気で怒ってたんじゃないですか?やっぱり」
「(尾野) 怒りますね。
 なんかついつい本気になってしまう。」
「(柳澤) 見ていてこっちも怒って当然だって気持ちになる。」
「(尾野) すごい本当に本気でしたね。
 毎回本気だからすごく疲れるんですよ。」
「(柳澤) ああ…」
「(イノッチ) みんなたぶん、全国、日本中みんな
  本気で怒ってるわけですよね。あれは」
「(尾野) ハハハ」
「(イノッチ) 糸子を通して。」
「(有働) 尾野さんも今、涙でいっぱいなりましたけれども。
 普段も、私たちも 糸子がなくシーンで、こんなに…」
「(柳澤) みんな泣いちゃう」
「(有働) 泣くのってありますけど、普段もそうですか。」
「(尾野) 見たら、なんかいろいろ、
 思い出が多すぎるんですよね。やっぱりね。
 ずっとみんなといますから」
「(イノッチ) 撮影以外の思い出も含めて。」
「(尾野) そうですね。合い間中に何があったとかね。
  こんな話したなとかいうのを すごい思い出されるんで。」
「(イノッチ) いろいろと重ね合わせてね。」
ファックスを手にする有働アナ
「(有働) すごくたくさん頂いてるんですけど。皆さん、あの
 主人公の前向きな生き方、考え方、行動、
 私の正反対なので、見習いたいですが、
 尾野様は、主人公のような方ですか?という質問が
 すごくたくさんいただいてます。」
腕組みをし、口を真一文字に結ぶオノマチ
「(イノッチ) ハハハハ!今ちょっとスイッチが入った感じ」
(笑い)
「(尾野) いやよく聞かれるんですよ。
 本当にそういう人ですか?みたいに。
 これ…内緒にしておきましょうか。」
「(有働) ええ?」
「(尾野) ハハハハ!」
「(イノッチ) 内緒にしときましょうか。ここはね」
「(有働) 内緒にするというのは?」
「(尾野) バラしたら…ねえ?ハハハハ!」
「(イノッチ) やっぱりまだ続きますからね。」
「(有働) この質問はどうですか?
 うちの母共々、よくまあこれだけのはまり役の女優さんを
 見つけてきたものと感心しておりました。
 その糸子さんの迫真の演技の大きな要素の1つに
 巻き舌があると思います。
 お前らええかげんにせえ!とガナりたてる台詞。
 これってもしかして普段尾野さんの口から出てるんとちゃうやろか
 と、心配というか疑惑というか。
 余計な勘繰りを入れてしまうほど流暢さです。
  (※「(柳) 普段から使ってないと出てこない」
   ※ 柳沢を笑って叩くオノマチ)
 実際のところどうなんでしょうか。」
「(尾野) もうねえ、あのね。女優って大変って」
「(一同) アハハハ!」
「(イノッチ) 素でしょう?」
「(尾野) もう、そんな言うたこと。箱入り娘でね。だから、
 なんか巻舌とかやったことがなくて。」
「(イノッチ) いやいやいや」
「(尾野) ほんと、毎日発散しましたね。」
(一同・笑い)
「(尾野) そういうのを言えるってないじゃないですか。
 お芝居にしても なかなかね。
 巻き舌で言っていいなんて、なかなか無いので」
「(イノッチ) そうですね。女優さんは特にそうですよね。」
「(尾野) それがね。大声で言えるのはすごく気持ちがよかったですね。」
「(有働) あ~」
「(イノッチ) 小原の”ぅら”で巻…巻き易い名前だから」
(笑い)
「(有働) ね。力いっぱい怒って、力いっぱい泣くじゃないですか。
 そうとうエネルギー要るんじゃないかと思うんですけど。」
「(尾野) ね-。要りましたねー。なんか本当に疲れてた。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) でも自分の中でも、
 本当にさっきみたいな台詞で、何っ?て、思われないと
 言えないところってありますか?」
「(尾野) そうですね。その気持ちでないと言ってないです。」
「(イノ・有働) あ~」
「(尾野) これちょっと変やなって思われたシーンとかは、
 私の気持ちがなっていない時ですね。」
「(イノッチ) ああ~。そういう時ってありました?」
「(尾野) ありました。眠すぎて。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) 眠すぎてかよっ。」
(一同・笑い)
「(尾野) 眠すぎて、本番直前まで”ふあーっ”ってなってたんですよ。」
「(イノッチ) へぇ~」
「(尾野) スタートってなって、こう、起きるの。ハハハ」
「(イノッチ) えーっ!台詞とかも別にそんなに
 ぎりぎりまで確認とかっていうことじゃなくて?」
「(尾野) するときはしますし。
 なんか、ここはなんか、こう流れていけば大丈夫やな、
 という時はこう(眠い感じに)なってます。 ハハハハ!」
「(有働) そのへんがですね。
 セリフを覚える云々のあたりなんですけど。
 実は共演したこの方々、このようにも語っています」
「(尾野) なんか言ってましたね。」(スネるオノマチ)
(一同・笑い)




小林薫さん・麻生祐未さんインタビュー

「(小林) 糸子とちょっと似てるところがあって。
 似るんじゃないですかね。
 キャラクターという意味で。
 全然ないものはできないじゃないですか。」
「(小林) なんていうんだろう。
 腹が据わってるっちゃ据わってるし。
 横着っちゃ横着なところもあるし。」
「(麻生) アハハ!!」
「(小林) ホントに」
「(麻生) あ~。」
「(小林) 意外とセリフ覚えてこなくても堂々としてるしね。」
「(麻生) アッハハハ!」
「(小林) 普通、いっぱいいっぱいだよね?」
「(麻生) あ~。」
「(小林) 割と平気」
「(麻生) 焦りはないかもしれないですね。たしかに」
「(小林) 現場で全然焦らない」
※ポカーンと口を開けて、わざとアホ面で見ているオノマチ(笑)
「(小林) キャリアもそこそこあるということもあるかもしれないけど
 そういう意味でいったら、
 なんか、抜くところは抜いてるんじゃないですか?もしかしたら。」
「(麻生) だったらいいですけどね~」

ポカーンと口を開けたアホ面のままのオノマチ。(笑)

「(イノッチ) まあ… 抜いていたということですよね?」
「(尾野) 抜いてないです。」
(笑い)
「(イノッチ) さっきまでぎりぎりまで眠かったって言ってたじゃないですか。」
「(尾野) アハハ。いや~、でもね~
 台詞は覚えていくんですけど、あの、
 ここは絶対決めなアカンってときは
 すごい緊張しすぎて、飛んでいくんです、セリフが。」
「(イノッチ) 飛んでいく?」
「(尾野) 飛んでいっちゃう…。アハハハ」
「(柳澤) どこかにいっちゃうんですか。」
「(尾野) そう」
「(イノッチ) でも言えちゃうんでか?それでも。」
「(尾野) 何回かの後には。」
(一同・笑い)
「(有働) これまでだとどんなシーンですか。例えば」
「(尾野) あのね最初のだからあの、さっきVTRにありました、
 小原糸子じゃ!のあとのやつが
 あれはね、初日だったので、
 関西弁じゃなくて岸和田弁がまだ入っていないのと
 動かなきゃいけないのと
 巻き舌でいかなきゃいけない…。全部重なって。
 まだ慣れてなかったんですね、そういう状況… 自分の設定に。
 だからすごいやってしまいましたね」
「(有働) 小原糸子じゃ!って言ったら、真っ白、みたいな?」
「(尾野) そうなん。なんか自分のあまりの声の大きさにびっくりしてしまう。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) あんまり、女優人生の中で、
 そこまで出していなかったんですね。ハハハ」
「(尾野) ちょっと、やってしまいましたねー。」




「(有働) 子育てをしているお母さん方もすごくたくさん、
 寄せてくださってまして。
 毎日、親子で楽しみにしています。
 子育てのいらいらがすっきりするほど、
 喝の入った台詞は素です か?
 関西人なので子供にちょいちょいドスを効かせた
 糸子ママキャラとかぶっているようで。
 うん、わかるわかる。朝からストレス大解消で助けられてます。
 やっぱり朝はお笑いから始まらんとアカンのです と頂いてるんですけど。」
「(イノッチ) ついこの間、『あさイチ』で、
 『怒鳴らない子育て』みたいなのをやる直前まで怒鳴っていましたよ。」
(一同・笑い)
「(柳澤) それで番組やる時に困っちゃって。
 これは地域によって違うんだと。」
(一同・笑い)
「(尾野) 無理やりですね。」
「(有働) それもまた誤った発言っていうね」
「(イノッチ) でもね、まちがってない方向にいっているじゃないですか。
 それが心強いというか。」
「(有働) どなって子どもを育てているんですけれど
 じとじとしないというか、 爽やかなのは怒鳴り方なんですかね?」
「(尾野) なんですかね。
 私は、あれはね、自分の父親にかぶせたんですよ。」
「(一同) へ~」
「(尾野) 自分の父親がけっこう、なんか、
 躾がちゃんとしてくれていたので、
 それをちょっと真似てみようと思って。」
「(有働) じゃあ、『何やってんや!真千子!』みたいな感じで?」
「(尾野) パンパン叩かれましたし
 それでも、お父さんのことが大好きやったんですよね。
 だから これは真似せんといかんなっと思って。」
「(イノッチ) なるほど。そっか。」
「(有働) これは『あさイチ』でも1回、殴ってもいい子育てを
 しなくちゃいけませんね。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) やり方によりますね。
 でも子どもたちに愛されているっていうね、感じでしたものね。」
「(尾野) そうなんですよ。
 それはうちの家族を取り入れるべきだと思って。」
「(柳澤) 小林さん自身はどうだったんですか?」
「(尾野) あ~ どうでしょうね。アハハ!
 いや、楽しかった。 あの、
 すごいですよ、やっぱアイデアが。
 やはり 経験が、やっぱり多いので。
 ここはこうしたほうがいいんじゃないかとか。
 いろんなアイデアをくれて
 監督よりも先にアイデアをくれるので
 じゃあそうしますと言って。」
「(イノッチ) へ~ おもしろい。」
「(尾野) やってましたね。」
「(有働) ほう~」
「(尾野) 叩かれるのも、薫さんと2人で。
 すいません、叩いてもらえますか?
 っていうのを言ってから…」
「(柳澤) 尾野さんのほうから言ったんですか。」
「(尾野) そうですね」
「(イノッチ) じゃあ台本にないんですか?」
「(尾野) たいがい叩くシーンとかも、その前までは嘘で叩いてたんです。
 かするくらいで。
 だけどあのシーンは本当に大切だと思ったので
 全部伝えなきゃと思って、薫さんに
 これはお願いだからたたいてくれませんか?って。
 嫌ですか?そういうのは? って言ったら、
 ああ全然俺はいいよって言ってくれて。
 とても面白いやないかって。」
(そのシーンで頬に手の跡がついてる糸子の顔アップ)
「(イノッチ) 本当に痕がね。」
「(柳澤) 手の痕が残ってるんですよ。」
「(尾野) そうなんですよ。」
「(柳澤) むかっとこなかったですか?叩かれた時、やっぱ」
「(尾野) 叩かれたあと、薫さんが、
 お~全然痛くなかったやろ、って言うんですよ。」
(一同・笑い)
「(尾野) それに腹が立ちましたね。」
(一同・大笑い)
「(尾野) 痛いわって。」
「(有働) リアルな感じって
 そういう共演者の方々とやっているから生まれてるんですね?」
「(尾野) そうですね、みんなやっぱり
 出演者どうしで話し合っていましたね。
 ここをこうしたいなというのは。」
「(イノッチ) 小林薫さんが役の上で亡くなって
 途中から現場にいなくなるじゃないですか。
 そのあと自分でちょっとここをまとめていかなければならない
 みたいな気持ちになりました?」
「(尾野) う~ん。思いましたけどできないですね。
 やっぱりあの、やっぱり薫さんみたいなことはできなかったですけど
 でも誰がそれをするかというと、やっぱり私なのかなぁと思いました。」
「(イノッチ) へえ。」
「(尾野) でも、やっぱりそんなことはできなかったです。」
「(イノッチ) でも思うだけでもね、いいんじゃないですか?」
「(尾野) アハハ!」




「(有働) 頼もしい糸子さんですけれども。
 我々アラフォー女性というか
 女性陣はこのシーンにもきゅんとしました。
 こちらでございます」

(「第91回」 工場で周防にいとこが告白するシーン)

「(尾野) 最後に言わせてください。好きでした。
 ほんだけです。 ほな、さいなら。」
糸子の腕を掴む周防
周防を見つめる糸子
糸子を抱き寄せる周防

※ここまでオノマチの前髪がちょっと垂れてて、
 何度も自分でかき上げていたが
 このシーンを見てるワイプの枠の外で
 ヘアメイクさんが、オノマチの髪を直している。
 
「(有働) これまた、ガラッとね。」
「(イノッチ) 急に変わりましたよね。
 こういうシーンはなかったですよね今まで。
 結婚のときも あんなシーンなかったでしょう、だって。ねえ」
「(尾野) 初めて恋しましたからね、ちょっと恥ずかしくなっちゃった。」
手で顔を扇ぐオノマチ
「(イノッチ) どうだったんでしたか?現場では。
 これは印象に残ってるシーン?」
「(尾野) あのね、ギュッとするのをリハーサルでやったんですよ。
 その時にすごく照れてしまって。  (イノッチ大笑い)
 そういうのがないですから、このドラマね。
 だからもうギュッとやった瞬間にぽっと赤くなってしまって。」
(一同・笑い)
「(有働) あの赤いのはリアルに。」
「(イノッチ) ちょっといつもと違うメークというか、
 よそ行きな感じだったじゃないですか。」
「(尾野) より白塗りしました。アハハハ!」

「(有働) 視聴者の方は、
 周防さんとの恋に落ちた時は
 オードリー・ヘップバーンのような可憐で繊細な一面を持つ女性と
 いろいろな表情を見せてくれてくれるので目が離せません」
「(尾野) いや~嬉しい。そうですか?」
「(イノッチ) アハハハ!僕、言ってないですよ。」
むっとするオノマチに一同笑い。
「(イノッチ) この方が言っただけで。 あははは!すみません。」
「(有働) 結構いろいろな方に愛されていますよね。
 で、我々の中では、この人も糸子 好きなんじゃないか
 と思っています。」
「(イノッチ) あ、絶対そうだよって思ってますよ。あの人でしょう。」
「(有働) あの人。その方にもお話伺っています。」
「(尾野) 誰ですかね?」




(ほっしゃん。のインタビュー)
※こいつか、っていう感じのオノマチ(笑)
 Twitterでもやりあってたしね~~

「(ほっしゃん。) まず(現場で)出会った瞬間に  (※「(尾野) 出たぁ…」)
 舌打ちと、『なにブサイクな顔しとんねん』って言われます。
 ちょうど10歳下ですね。尾野さんが。
 だから、どんな人と恋愛するんやろうって。
 恋愛相手の顔が予測できないし、 (※(オノマチの舌打ちとため息(笑))
 浮かばない。
 わかんないっすよね。尾野真千子って人間は。
 尾野真千子自身もわかってない (※「(尾野)わからんでええわ」(笑))
 ちゃいますかね。
 なんか褒めたくないんですけど  (※「(尾野)褒めろ」(笑))
 あいつなんかのこと。
 やっぱり巻き込む力っていうか
 やっぱりそれはスゴイっすね。  (※「(尾野)ほう。」)
 リーダーシップって
 『ついちょいで私についちょいで』
 って感じでもないんすよ。     (※「(尾野)ほうほう。」)
 あいつのなかで。
 僕が人見知りだし、途中から入ったんで。
 いまいち、こう、溶け込めない、と思ったんですよ。
 あいつも人見知りらしいんで。
 やっぱそれがわかってくれたんか…だと思うんですけど。
 そんな、持ち上げて溶け込ましてくれるんやなしに
 自分が最初にコイツをけなして
 ほんなら周りの人もそうやって
 僕に接するわけじゃないですか。
 ほんなら一気に溶け込まして   (※「(尾野)真面目なこと言っていますね」)
 くれるじゃないですか。
 それがわかってとか テクニックじゃなしに
 自然といろんな人を巻き込んでいくのは
 すごいと思います。」

よほど気に入らないのか、口をへの字にしてるオノマチ(笑)
「(イノッチ) そういうことをおっしゃっていましたけれども。ほっしゃんは」
「(尾野) 気持ち悪いです。」
「(イノッチ) アハハハハハ!!」
「(尾野) あいつが褒めるのは気持ちが悪いですね。」
「(イノッチ) じゃあ褒めるとかそういう会話は今まで無かったんですか?」
「(尾野) 褒め合ったことないですよ。あのね
 けなすついでに『あんたおもろいわ』
 というのはよく言いました」
「(イノッチ) へえ~」
「(尾野) アハハハ!
 そうすると『あんた演技うまいわ』と返してくるんだけれども
 それが腹が立って。」
(一同・笑い)
「(尾野) 永遠続くんです」
「(イノッチ) 初対面だったんですか?」
「(尾野) 初対面でしたね。」
「(イノッチ) へえ。初対面でそこまで」
「(尾野) 全然あの気を使って、ほっしゃん。さんを
 迎えるよって気は さらさらなかったです。」
「(イノッチ) ハハハハハ!!」
「(尾野) 全然ないですよ。
 もうただ単にこの人、現場を面白くしてくれへんかなという
 気持ちでしたからねー。」
「(イノッチ) ホントに面白くなったんでしょうね。
 それまで二人が…。」
「(尾野) 面白かったですねー。
 いろんなエピソードを しゃべってくれるんですよ。現場で
 だからみんな、それはすごく楽しかったです。」
「(柳澤) 一連のトラブルになるときだって、
 ほっしゃん。がひと言余計なこと言ったから
 おかしくなっちゃったんでしょ。」
「(尾野) そうです」
「(イノッチ) あ~ そうですよね」
「(柳澤) 見てて余計なことを言いやがってって
 僕らも思ってたもん。」
(一同・笑い)
「(有働) ドラマの中のお話ですが…。
 ほっしゃん。さんが言っていましたけれども
 自然とみんなを巻き込むという感じですか?
 それは意識してました?」
「(尾野) いやぁ、そんな器用じゃないですね。
 ただ、この現場に私が入るにあたって、人見知りなんですよ。」
「(柳澤) ええ?」
「(尾野) ええ?ってどういうことよ!コラ」
(一同・笑い)
「(尾野) その、人見知りを見せたら
 小原糸子にはなれないなと思ったので封印して
 なるべくみんなと仲よく楽しく、現場で進めていこうという
 自分の気持ちだったんですよ。入るときに。
 だから初めて会う人にも、今まで会うてたかのように
 しゃべっていこうって。」
「(イノッチ) ちょっと糸子を借りてしゃべるみたいな感じで。」
「(尾野) そうそう、普段だったらしゃべれないですもん。」
「(イノッチ) えー、ほんとですか?
 役によってすごく暗い役だったりとか、
 まじめな役だったりとかいう感じだと、現場もまた違ってくる?」
「(尾野) だから暗いほうが楽ですよ、私」
「(有働) へえ~」
「(イノッチ) 閉じこもっていられるみたいな感じの方が?」
「(尾野) あまり無理して話に行かなくて済むし、
 だからもうすごい楽です。」
「(イノッチ) へえ~ 意外ですよね。」
「(有働) ね。で、ほっしゃん。とのやりとり
 あれ、台本に書いてあるの、そのまま漫才みたいに
 あんなふうにできるんですか?」
「(尾野) 後半は、ほとんどアドリブなんですよ。」
「(有働)アドリブ!」
「(イノッチ) へえ~」
「(尾野) もうシーンが終わるかなというぐらいのとこから
 アドリブが始まっていて。」
「(柳澤) ってことは売りことばに買いことばみたいな感じになっちゃうの?」
「(尾野) 里芋という台詞があったんですけど、
 里芋っていわれるんですけど。
 あの後はほとんどアドリブで。」
 里芋のジャガイモはアドリブなんですよ。」
「(イノッチ) ジャガイモって言って」
「(柳澤)ジャガイモって切り返す」
「(有働) 里芋みたいな女って言われるんですよね。」
「(尾野) そう。だから私もうジャガイモって言うしかないじゃないですか、
 あの顔見たら。」
(一同・笑い)
「(尾野) だからじゃがいもと言って。」
「(イノッチ) へえ~ それももう普通に、
 シーンとしても使われてゆくっていう…。アドリブもね」
「(尾野) だからたぶん1時間ぐらいはアドリブで
 ほっしゃん。さんとはできますね。」
(一同・笑い)
「(有働) あ~ 新しいね」
「(イノッチ) 番組出来ちゃいますからね。」
「(柳澤) 次のドラマがこれで抗争が出来上がる」
(一同・笑い)
「(イノッチ) ホントに、もっと見ていたいなと思いましたからね。」
「(尾野) ありがとうございます。」
「(有働) そのへんもやっぱりあれですかね。
 関西で育ったところが大きいんですか?
 なかなかパッとこう芸人さんとねー
 役の上でしかも、っていうのは。」
「(尾野) そうなんですよ。私もやったことがないので
 よく分からないんですけれどね」
「(イノッチ) え?何を?」
「(尾野) そういうの。アドリブとか。」
「(イノッチ) えっ?ホントですか?」
「(尾野) 分からないですよ。」
「(イノッチ) ホントに?」
「(尾野) はい」
「(イノッチ) でもなんか、例えば台本を見て
 台詞無いけど、ここまでつなげなきゃいけないみたいな時は
 ずっとアドリブでやっていかなければいけないでしょう。」
「(尾野) そうなんですよね。
 薫さんとかもアドリブをやっていたんですけど。
 みんな面白がってちょっと長めに回すんですよ。」
「(有働) あ~」
「(イノッチ) 監督さんも?」
「(尾野) そうなんです。
 面白いから、薫さんとか麻生さんのやりあいとか楽しいんで。
 回すんですけど。薫さん途中で、
 『これ使われないんだろ?』って言われながらやってました」
(一同・笑い)
「(尾野) でも続けるんですよ」
「(有働) その感じが出ているのかもしれませんね。」
「(イノッチ) みんなが見たかったんですよ。
 すごくいい現場ですよね。」
「(尾野) 見てたかったですね」




「(有働) そうは言っても長丁場になる撮影ですから。
 こんな噂を聞いたんですけど、こちら。」

 『ひとりタン塩』のフリップ!

(オノマチの大笑い)
「(有働) なんか尾野さんが1人で焼き肉屋に入って
 1人タン塩をしているという…。」
「(イノッチ) 1人焼き肉は聞いたことがありますけれども
 1人タン塩というのは?」
「(尾野) タン塩が好きなんですよね。」
(一同・笑い)
「(有働) そういうことじゃなくて。1人というのは?」
「(尾野) 友達がいないんですね、きっと。」
「(イノッチ) 共演者の人とかもねー」
「(柳澤) 普通さ、1人カルビなら俺分かるんだよ。」
「(尾野) えー?」
「(柳澤) タン塩っていうのは何でですか?」
「(尾野) えー?何でですか?」
「(柳澤) 焼肉っていえば、やっぱカルビでしょう。」
「(尾野) いや、タン塩ですよ」
(オノマチと柳澤が腕組んで対峙)
「(イノッチ) そこの議論じゃないでしょ。全然」(笑)
「(柳澤) ちがう?」
「(イノッチ) 一人でね、糸子だったら、
 イメージ的に、撮影終わったら、みんな行こうやって
 言ってそうな感じなんですけど。
 1人で、しかもタン塩!?
 スタートじゃないですか。これもう」
(一同・笑い)
「(有働) そうそう」
「(イノッチ) スタートで終わってるじゃないですか」
「(有働) スタートタン塩なのね」
「(尾野) なにかー。何か問題でもありますか?」
「(イノッチ) どうなんですか?これは」
「(尾野) いや~」
「(イノッチ) なんで?友達がいないってどういうことですか?」
「(尾野) いや~ あのね お休みの日とかは
 私はずっと大阪にいるんですけれども
 皆さん東京もどられたり、ご実家に戻られたりして
 いないんですよね。
 だから、それを私が行こうぜ!って言ったら
 みんな可愛そうじゃないですか。」
「(イノッチ) スケジュール変えたりとかする…」
「(尾野) そうなんですよ。なので、
 なるべくそんな言わずに、」
「(有働) 気ぃ遣いーなんですよね。」
「(柳澤) 大阪でじゃあ一人暮らしで?」
「(尾野) 一人です」
「(柳澤)寂しかったですか?」
「(尾野) さびしい」
(切ないオノマチ演技にい柳澤大笑い)
「(イノッチ) でも街に行ったらねー
 しかも大阪が舞台の話だし
 あ!糸子だ糸子だ!とかなんないですか?」
「(尾野) 結構大丈夫です。」
「(イノッチ) 大丈夫ですか?何で?何で?」
「(尾野) わたしねメーク取ったらね、気づかれないんですよ。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) 本当ですか!?」
「(尾野) 普通に歩いてますんですけど、気づかれないんです。」
「(イノッチ) そんなもん?」
「(尾野) まだそんな知名度ないんですよ。」
「(イノッチ) あるでしょう!」
「(有働) いやいやいや、そんなことないと思いますけどね」
「(イノッチ) 周りの反応ってすごいと思いますけどね。
 まあ1人で焼き肉に行けちゃうぐらいだと。」
「(有働) ねー。よくお弁当もご自分で作っているということですね。」
「(尾野) そうですね。」
「(有働) 女性的なんですか?」
「(尾野) っていうかね、わたしそんなに上手じゃないんですよ。
 得意じゃないですし。」
「(イノッチ) どういうじゃあお弁当だったんですか?」
「(尾野) 簡単なの、卵焼きポンと入れて
 それがもうほとんど半分ぐらい占めますよね。」
「(イノッチ) うわ!しょぼいですね」
(スタッフが一人、裏で大笑い。オノマチが声のする方を向いて…。)
「(尾野) 誰や笑ったの!」
(一同・笑い)
「(尾野) ほいで、あと唐揚げとか、あと1個だけ煮物を入れるっていう。
 それだけ。3品目くらい。」
「(イノッチ) それを毎日作ってたんですか?」
「(尾野) そうですね。」
「(イノッチ) 三食?」
「(尾野) うん。あのね、着物を着ていた時代のときとかは
 時間がないんですよ、休み時間が。
 なので、なるべく自分の休みを長くとるために
 なるべく、作ってって。」
「(イノッチ) なるほど。簡単な食事にして。できるだけ」
「(尾野) あの、食堂までいくまで十…
 私は9階ってとこで撮ってたんですけども
 15階まであがらなければいけない。
 その1分2分くらいがもったいなくって。
 じゃあもう自分で作ってこ、みたいな。
「(イノッチ) へえ~」




「(有働) ここで衝撃的なファックスが入りました」
「(尾野) ええ?なに?」 (不安そう)
「(有働) メキシコからなんですが。」
「(尾野) メキシコ?」
「(有働の代読)
 メキシコで夕方 『カーネーション』と
 『あさイチ』を欠かさず見ています
 日本語のほとんど分からない3人の子どもたちも
 宿題をほうって真剣に見ています。
 尾野さんの日本語がここで
 子どもたちの日本語の教材になっています。  (※「(尾野) あー!」)
 尾野さんが怒鳴ると子どもが真剣になります。」
「(尾野) あー!やっちまった!」
(一同・笑い)
「(有働) メキシコでは『おらぁ~!』と」
「(イノッチ) みんな巻き舌」
「(尾野) どうしましょう。すいません。申し訳ございません」
「(イノッチ) どうですか?異国でねぇ。
 メキシコで毎朝見られているというのは?」 (←※夕方だけどね)
「(尾野) うれしいですね。
 糸子語が流行ればうれしいですけど、
 日本的にはよろしくないでしょうね。」
「(イノッチ) アハハ。でも文化というものがねぇ
 向こうに伝わるのはいいことですよね」




「(有働) で、尾野さんの小さいころの歩みも
 見ていきたいとおもうんですけどね。
 かわいいの。かわいいの。こちら、見て」

(幼少時、3人の姉と一緒に撮った写真)

「(有働) 1981年 奈良県吉野郡西吉野村
 現在の五條市のお生まれで。
 4人姉妹の末っ子ちゃんでいらっしゃるんですね。」
「(尾野) 二番目の姉がまんなかです。チアキと言います」
「(有働) 『カーネーション』では4人姉妹の長女役でいらっしゃいますが
 末っ子ということで」

(小学4年・教室での写真)

「(有働) 小学校4年生になって、こんなかわいい。
 活発そうに見えますけど、どんな?」
「(尾野) 活発は活発ですね。
 友達とかは全然普通ですけど。」
「(イノッチ) この時とかは人見知りじゃなかったんですか?」
「(尾野) 人見知りですね。」
「(イノッチ) この時から?」
「(尾野) うん…」
「(有働) なんでやろ?」
「(尾野) えっ?どういうことですか?」
「(有働) 何で人見知りやろ?」
「(尾野) 山ん中やからじゃないですかね。住んでたところが」
「(イノッチ) でも四人姉妹だから結構…」
「(尾野) 人と会わないから。」
「(イノッチ) …がちゃがちゃしてて」
「(尾野) あ、姉妹と会うときはすごいことになっていますよ」
(一同・笑い)
「(尾野) しゃべりはすごいです。
 みんなで一斉にしゃべって、
 なに言うてるかわからない状態になるんですけど」
(一同・笑い)
「(尾野) 知らないおっちゃんとか おばちゃんとか来ると、
 もうしゃべれないです。」
「(イノッチ) 急に?みんな姉妹そんな感じなんですか?」
「(尾野) そんな感じです。
 外で遊んでて、誰かが来たって、
 音でわかるんですよ、車の音で。
 で、あっ、来たから逃げろ!って言って逃げて
 山の中とかで、こうやって… (木の陰に隠れて)
 こうやって見て、帰ったというのを見てから、帰るんです。」
「(イノッチ) へえ~」
「(柳澤) けっこうじゃあ小原洋裁店の3姉妹と
 雰囲気的にちょっと似たような感じですね。」
「(尾野) そうですね、かぶっているところはたくさんありますね。」
「(一同) へえ~」
「(有働) 中学生になると、こんな感じに。」

(制服姿の中学時代写真)

「(イノッチ) これは、モテるでしょう。」
「(尾野) モテるとかないですよ。」
「(イノッチ) ないですか?これは絶対にモテるけどなぁ。」
「(有働) 卓球部だったという噂が。」
「(尾野) そうですね」
「(イノッチ) 卓球部。なぜ卓球部?」
「(尾野) なんでか、それしかなかったですね。」
(一同・笑い)
「(有働) アバウトな返事いただいてますね。それしかない」
 そんな尾野さんに転機が訪れるんですが。
 尾野さんが暮らす村をロケ地に作られた
 河瀬直美監督の映画『萌の朱雀』の
 ヒロインに抜てきされて女優としてデビュー。」

(映画のワンシーン写真)

「(有働) 映画の撮影の下見に来た河瀬監督に
 中学校でスカウトされたことがきっかけだというねぇ。」
「(イノッチ) ヒロインを急にその場で
 スカウトするっていうのはすごいですね。」
「(尾野) でもこの時わたし自分でヒロインやと思ってないんですよ」
「(イノッチ)えっ?なんだと思ってたんですか?」
「(尾野) ちょっと出ますっていうぐらいなんです。」
「(柳澤) エキストラ的に?」
「(尾野) はい」
「(イノッチ) じゃあ台本とかも
 ちゃんと見せられたわけじゃなかったんですか?」
「(尾野) 読んだんですけど、意味が分からなくて…」
(一同・笑い)
「(尾野) 読み方が分からなくて、まず。
 シーンとかがあって、全然ずれていくじゃないですか。
 なんか 続かないから、意味が分からなくて。
 何を言いたいの?これ。
 というのからやっていたので。
 自分がヒロインだとかも…全然知らずに。」
「(イノッチ) へえ~。 それで、初めての映画出演で
 何か変わったことありました?自分が。」
「(尾野) ん~~。
 知らないおっちゃんともしゃべれるんやあたし」
(一同・笑い)
「(イノッチ) と思ったんですか」
「(尾野) はい」
「(イノッチ) お芝居を介してだったらできるなと。」
「(尾野) そうなんですよ」
「(イノッチ) で、好きだなと思ったんですか?」
「(尾野) 人と会うことが好きやったんやワタシ
 っていうのを気づきました。」
「(柳澤) 自分に気づいた」 「(イノッチ) へえ!」
「(尾野) そう。今まで人見知りで嫌いだったのが、
 これで好きになれると思ったんですね。」
「(イノッチ) すごい転機ですね、じゃあ、ね?」
「(尾野) はい」
「(イノッチ) 女優さんになれるということですもんね。」
「(有働) そこから女優業に行きたいと思われたんですか?」
「(尾野) そうですね。人と会いたいと思いました。
 まあスタッフですね。またこのスタッフと会いたいと思って
 この世界に飛び込んだ。」
「(イノッチ) へえ~ すごい転機だ。」
「(有働) その後も数々の出演作があるんですけど…。」

■フリップ「主な作品」
 2005年 大河ドラマ『義経』
 2007年 映画『殯(もがり)の森』
 2008年 映画『クライマーズ・ハイ』
 2009年 土曜ドラマ『外事警察』
 2010年 ドラマ『火の魚』 ドラマ『Mother』


※最近では『名前をなくした女神』では内向な爽くんママでしたし
 『Mother』で芦田愛菜ちゃんを虐待してた実母だったなんて
 みんなもう忘るほど、糸子の印象が強くなってるだろうな
 私は『火の魚』で初めてオノマチを認識。
 再放送された『怪談新耳袋』(BS-i)「第三診療室」で、
 これにも出てたんだと思ったわ。
 自分がメモしてたデータで『役者魂!』9話(2006)で
 リア王・TV取材番組中継チームのレポーターだったことを再発見。

「(有働) 海外、国内で賞をとった作品もたくさんあるんですけれども
 どの作品に出たいとかそういうのは
 女優になりたいと思ったと、
 自分の中で思いがあったんですか?」
「(尾野) いやぁ、なかったです。
 もう、とりあえず東京に行けば何でも仕事があると思って。
 アイドルだと思っていましたね。ちょっと」
「(イノッチ) これで主演も…ヒロインもやったし。」
「(尾野) そう。そうです」
「(イノッチ) それで出てきて、仕事っていっぱいありました?」
「(尾野) 何にもない。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) なんにもなかったですか?」
「(尾野) なーんにもないです。
 ホントびっくりするぐらい何にもないんですね。」
「(イノッチ) 仕事は全くなかったですか?」
「(尾野) なかったですね。」
「(イノッチ) でもまた映画をやりたいっていう気持ちがあるわけですよね?」
「(尾野) そうですね。なんかドラマとかそうほかのものより、
 映画にやっぱり出たかったですね。
 そしたらあの人たちに会えると思ってますから。」
「(柳澤) あのひとたちっていうのは映画を作る人達…」
「(イノッチ) 最初にやってた人たち…」
「(尾野) そうそう。
 その思いの『萌の朱雀』の人たちに会えると思ってましたね。
「(有働) 奈良の吉野から女優になるよって出てきて
 仕事無いわじゃ、ちょっとこう…」
「(尾野) 恥ずかしかったですよ」
「(有働) …どんな感じでしたか?」
「(柳澤) そのとき帰ろうと思わなかったんですか?」
「(尾野) 2年間は帰らないと思ってましたね。」
「(柳澤) なんで2年間?」
「(尾野) 2年と言われていたんですよね。なんでか、こう…
 2年で芽が出なかったら、この世界、終わりやと言われたんですね。
 だから2年頑張ってみようと思った。
 そしたら1こ2こあったんですよ、仕事が。
 じゃあ大丈夫と思って続けました。」
「(イノッチ) へ~」
「(尾野) フフフ!すごい簡単なあれですけど」
「(イノッチ) そこで大丈夫って思えるのが
 やっぱすごいんだなぁって思って。
 また、それがなければ、
 この朝ドラにつながってないっていうのがすごいですね。」




「(有働) あの、今ね、ファックスが、まだ40分経ってないんですけど
 1000通突破したと。」
「(尾野) ええーーっ!うれしい!」
「(有働) ということで…」
「(尾野) ありがとう!」 「(イノッチ) すごい」
「(有働) ブラジルからきていますが、英語で。
 訳すのがちょっと…時間がかかるので…」
「(イノッチ) ブラジルが今、すごいことになってますね」

『Ono machiko
I am from Brazil, i live here and i love
Asaichi, Ans today it has been
the interview of Ono Machiko.
I love Asadora and watch it everyday.
Sorry not to write in Japanese,
my language bar is not working....
I cry and laugh every time I see it...
Ono-san Ganbatte!! 』
(※英文ファックスを見せるだけ。…って、おい!有働アナ!
 アメリカに何年いたんだよ~~ このレベルなら訳せるだろうに。
 「language bar」って、パソコンとかの言語変換のヤツだよね)

「(有働) それから広島県から。
 娘が糸ちゃん見るから保育園を休むとごねています。
 という叫びの声もきてますけれども…」
「(尾野) 早よ行っちょいで!」
(一同・笑い)
「(有働) 質問も来てるのでお答えしていただきたいと思います。
 尾野さんはオフのとき、アウトドア派ですか?インドア派ですか?
 どんなふうにオフの日は過ごしますか?」
「(尾野) 最近はアウトドアで、
 外に出て 外の空気を吸うのが好きです。」
「(イノッチ) そうですか。
 何かスポーツをやったりしてるんですか?」
「(尾野) それはしません。」
「(イノッチ) しないんですか、ハハ!
 ただ、外に出るってだけで」
「(尾野) そうですね、ずっとスタジオに籠っていたので」
「(柳澤) タン塩で」
「(尾野) うん、タン塩で。そうです。夜はタン塩で。」
「(イノッチ) 一人でね」 (笑)

「(有働) それから女優というお仕事をしていて
 今まで落ち込んだり、つらかったことはありますか?」
 またそういうとき、尾野さんはどう切り抜けましたか?」
「(尾野) いっぱいありました。やっぱり。
 オーディションに落ちてとか。
 それはつらかった。
 でも家族の言葉が胸にあったので、頑張れましたね」
「(柳澤) どんな言葉だったんですか?」
「(尾野) 頑張れ、でしたね」
「(イノッチ) 頑張れって…」
「(尾野) いつでも帰っといでって言われるんですよ。
 そうしたら絶対、帰ってやるかと思うんですよ。
 だからね、その言葉が私の勇気でしたね。」
「(イノッチ) へえー。帰っておいでって言われたんだ。」
「(有働) さあこのあとも質問に答えて頂きますが、
 週末の番組をご紹介させてください。」
 うつ病の最先端に迫ったNHKスペシャルです」




 『ここまで来た!うつ病治療』の紹介
 http://www.nhk.or.jp/special/onair/120212.html
 2012年2月12日(日) 午後9時00分~9時49分 総合テレビ




「(有働) 残り45秒なんですけど
  このあと周防さんは出てくるんですかね?」
「(尾野) それは言えませーん」
(一同・笑い)
「(イノッチ) えー!気になるー! すごい気になる。」
「(有働) 実は、ほっしゃん。とうまくいったりとか?」
「(尾野) それも言えません!」
(一同・笑い)
「(有働) えー!知りたいわー」
「(イノッチ) あそこがうまくいったら
 ちょっと面白いことになりますけどねー」
「(尾野) えっ どうでしょう?
 あーどうでしょう、あーどうでしょう。フフフフ…」
「(イノッチ) アハハ!うわーなんか意地悪な顔してますねー」
「(尾野・有働) アハハハ!」
「(有働) なんか糸子と一緒に
 糸子さんと一緒にいるみたいな気持ちになります。
 もう世界中で見てらっしゃいますが
 一言、糸子さんというか尾野真千子さんから皆さんに」
「(尾野) えー、まだまだ続きますが
 皆さん、毎朝元気に行っちょいで!」
(手を振るオノマチ)
「(有働) わー、うれしいー」
「(イノッチ) 糸子に言われるとね、元気になりますよね」
「(有働) 保育園のみんなも頑張って行ってきてね」
「(尾野) 行っちょいで!」
「(イノッチ) 短かったー。ありがとうございました」

<来週は麹!!>

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★スタッフ

作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀
演奏:フェイス・ミュージック

主題歌:「カーネーション」椎名林檎

時代考証:明珍健二
タイトル映像:辻川幸一郎
タイトルロゴ:北山雅和

資料提供:元生茂樹

撮影協力:
 大阪府岸和田市(1-)
 五軒屋町町会(1-)
 春木大国町町会(1-)

 岡山県倉敷市(1-)
 岡山県津山市(2)
 京都府南山城村(1-)

岸和田ことば指導:林英世(1-)
関西ことば指導:川本美由紀(1-) 田中恵理(1-)
所作指導:草下虎丸(1-)
洋裁指導:大田垣妙子(1-)
パッチ縫製指導:稲田幸子(2)
髪結い指導:岩見悠紀子(1-)
呉服店指導:田啓史(1-)
擬斗:中村健人(1-)
写真提供:吉川弘文館(2)

---------
制作統括:城谷厚司
---------
プロデューサー:内田ゆき(1-)
美術:藤井俊樹(1-)
技術:坂本忠雄(2)
音響効果:嶋野聡(1-)
編集:藤澤加奈子(1-)
---------
撮影:西鍵真治(2)
照明:池邊亮一(2)
音声:惣田睦弘(2)
映像技術:峯田俊介(2)
記録:江川雅美(1-)
---------
演出:田中健二(1-)
---------

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★恒例の配役 (クレジット順)

***第7回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
尾野真千子/小原糸子_/ ヒロイン
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
正司照枝  /小原ハル_/ 糸子の父方の祖母・善作の母
栗山千明  /吉田奈津_/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
須賀貴匡  /安岡泰蔵_/ 玉枝の長男・糸子がカッコイイと思う大工
尾上寛之  /安岡勘助_/ 糸子の同級生・玉枝の次男
柳生みゆ  /小原静子_/ 糸子の妹(次女)・
河野智宏  /岡村___/ 「桝谷パッチ店」の作業員・(7-)
湯浅崇    /田中___/ 「桝谷パッチ店」の作業員・(7-)
眞木めい   /小原清子(少女期)/ 糸子の妹(3女)・
吉田葵依  /小原光子(少女期)/ 糸子の妹(4女)・
神宇和薫  /裁縫の教師/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の裁縫教師(7-)
駒田真紀  /教師___/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の教師(7)
山下ひとみ /女学生__/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・芋菓子を教室で食べているが、痩せたい(7-)
杉本好    /女学生__/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・痩せたら坂東妻三郎に会いに行きたい(7-)
福嶋千明  /女学生__/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・痩せて色が白くなったら宝塚に入りたい(7-)
風太郎    /酒井___/ 善作の謡教室のお弟子さん・(7)
森好文    /男性___/ 善作の謡教室のお弟子さん・(7)
小松勇司  /生徒___/ 勘助の同級生(7)
江村修平  /生徒___/ 勘助の同級生(7)
……………/……………/ …………………………………………………………
NAC
グレース
舞夢プロ
劇団東俳
劇団ひまわり
キャストプラン
テアトルアカデミー
……………/……………/ …………………………………………………………
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

***第8回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
尾野真千子/小原糸子_/ ヒロイン
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
正司照枝  /小原ハル_/ 糸子の父方の祖母・善作の母
栗山千明  /吉田奈津_/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
甲本雅裕  /木之元栄作/ 岸和田商店街でビリヤード店経営⇒「木之元電キ店」経営
トミーズ雅 /桝谷幸吉_/ 樋之池町の「桝谷バッチ店」店主・糸子を職人として雇う
上杉祥三  /木岡保男_/ 岸和田商店街の小原家の隣で履物店を営む・善作とは戦友
柳生みゆ  /小原静子_/ 糸子の妹(次女)・
眞木めい   /小原清子(少女期)/ 糸子の妹(3女)・
吉田葵依  /小原光子(少女期)/ 糸子の妹(4女)・
小松健悦  /奥中宗次郎/ 岸和田商店街の善作の仲間
金谷克海  /坂本___/ 「桝谷パッチ店」の作業員・(8-)
河野智宏  /岡村___/ 「桝谷パッチ店」の作業員・糸子に初めてのミシンを教えた(7-)
中村大輝  /山口___/ 「桝谷パッチ店」の作業員・(8-)
湯浅崇    /田中___/ 「桝谷パッチ店」の作業員・(7-)
山下ひとみ /女学生__/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・(7-)
杉本好    /女学生__/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・(7-)
福嶋千明  /女学生__/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・(7-)
神宇和薫  /裁縫の教師/ 糸子が通う「泉州高等女学校」の裁縫教師(7-)
……………/……………/ …………………………………………………………
劇団東俳
劇団ひまわり
テアトルアカデミー
……………/……………/ …………………………………………………………
石田太郎  /神宮司源蔵/ 岸和田の大地主・(8)
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

***第9回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………

……………/……………/ …………………………………………………………

***第10回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………

……………/……………/ …………………………………………………………

***第11回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………

……………/……………/ …………………………………………………………

***第12回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………

……………/……………/ …………………………………………………………

※出演者の配役確定は、ドラマ公式サイトや、字幕放送の役名、
  下記リンク先の事務所サイト、ブログを参考にしています。

★出演者情報など、まとめ

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各週のタイトル
第1週 「あこがれ」 (2011年10月3日 - 10月8日)
第2週 「運命を開く」 (2011年10月10日 - 10月15日)


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★スタッフ

作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀
演奏:フェイス・ミュージック

主題歌:「カーネーション」椎名林檎

時代考証:明珍健二
タイトル映像:辻川幸一郎
タイトルロゴ:北山雅和

資料提供:元生茂樹

撮影協力:
 大阪府岸和田市(1-)
 五軒屋町町会(1-)
 春木大国町町会(1-)

 岡山県倉敷市(1-)
 岡山県高梁市(1)
 岡山県真庭市(1)
 岡山県津山市(2)
 兵庫県川西市(1)
 京都府南山城村(1-)

岸和田ことば指導:林英世(1-)
関西ことば指導:川本美由紀(1-) 田中恵理(1-)
所作指導:草下虎丸(1-)
洋裁指導:大田垣妙子(1-)
パッチ縫製指導:稲田幸子(2)
ダンス指導:及川隆明(1)
髪結い指導:岩見悠紀子(1-)
呉服店指導:田啓史(1-)
擬斗:中村健人(1-)
写真提供:吉川弘文館(2)

---------
制作統括:城谷厚司
---------
プロデューサー:内田ゆき(1-)
美術:藤井俊樹(1-)
技術:大須賀弘之(1)
    :坂本忠雄(2)
音響効果:嶋野聡(1-)
編集:藤澤加奈子(1-)
---------
撮影:岡田裕(1)
    :西鍵真治(2)
照明:松本豊(1)
    :池邊亮一(2)
音声:渡辺暁雄(1)
    :惣田睦弘(2)
映像技術:森千重(1)
        :峯田俊介(2)
記録:江川雅美(1-)
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演出:田中健二(1-)
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★恒例の配役
 
※出演者の配役確定は、ドラマ公式サイトや、字幕放送の役名、
  下記リンク先の事務所サイト、ブログを参考にしています。

◆◆◆◆ レギュラー ◆◆◆◆

【小原家】 (岸和田)

小原糸子…尾野真千子 コムスシフト  Profile
  • ヒロイン

小原糸子(11歳)…二宮星 Door(ドアー) Profile

小原善作…小林薫 コムスシフト Profile
  • 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む

小原千代…麻生祐未 イザワオフィス Profile
  • 糸子の母

小原ハル…正司照枝 さち子プロ Profile
  • 糸子の父方の祖母・善作の母

小原静子…柳生みゆ スリー・アローズ・エンターテイメント Profile Blog
  • 糸子の妹(次女)・

小原静子(8歳)…荒田悠良 NAC(大阪) Profile
  • 糸子の妹(次女)・

小原清子(少女期)…眞木めい 劇団ひまわり Profile
  • 糸子の妹(3女)・

小原清子(7歳)…村上凜 ??所属
  • 糸子の妹(3女)・

小原光子(少女期)…吉田葵依 劇団ひまわり Profile
  • 糸子の妹(4女)・

小原光子(5歳)…花田鼓 NEWSエンターテインメントスクール Profile
  • 糸子の妹(4女)・


【松坂家】 (神戸)

松坂清三郎…宝田明 イーミュージック Profile
  • 糸子の母方祖父・神戸で紡績業経営してる大会社社長

松坂貞子…十朱幸代 Profile
  • 清三郎の妻・糸子の祖母・松坂家跡取りで清三郎を婿に

松坂正一…田中隆三 コムスシフト Profile
  • 糸子の伯父・

松坂絹江…押谷かおり ビックワンウエスト Profile
  • 糸子の伯母・神戸の正一の妻

松坂勇…渡辺大知 黒猫チェルシー(Vo) Profile
  • 正一の息子・糸子の従兄弟

松坂勇(幼少期)…大八木凱斗 NAC(セグンドソル) Profile
  • 正一の息子・糸子の従兄弟


【安岡家】 (岸和田)

安岡玉枝…濱田マリ パパドゥ Profile
  • 岸和田商店街の髪結屋・泰蔵や勘助の母

安岡泰蔵…須賀貴匡 ラ・セッテ Profile
  • 玉枝の長男・「吉五屋」の大工・糸子が憧れる、だんじりの大工方

安岡八重子…田丸麻紀 オスカー Profile
  • 泰蔵の妻

安岡勘助…尾上寛之 鈍牛倶楽部 Profile
  • 糸子の同級生・玉枝の次男

安岡勘助(11歳)…吉岡竜輝 松竹芸能 Profile
  • 玉枝の次男・糸子の同級生・ヘタレで糸子に勝てない


【吉田家】 (岸和田)

吉田奈津…栗山千明 スペースクラフト Profile
  • 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘

吉田奈津(11歳)…高須瑠香 キリンプロ Profile
  • 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘・気が強く糸子と張り合ってる

吉田克一…鍋島浩 MC企画 Profile
  • 奈津の父・高級料亭「吉田屋」の主人

吉田志津…梅田千絵 関西芸術座 Profile
  • 奈津の母・高級料亭「吉田屋」の女将


【岸和田の人々】

木岡保男…上杉祥三 ライターズカンパニー Profile
  • 岸和田商店街の小原家の隣で履物店を営む・善作とは戦友

木岡美代…飯島順子 舞夢プロ Profile
  • 小原家の隣で履物店を営む保男の妻

木之元栄作…甲本雅裕 アルファエージェンシー Profile
  • 岸和田商店街で「木之元電キ店」経営

奥中宗次郎…小松健悦 関西芸術座 Profile
  • 岸和田商店街の男性・だんじりの宴会で善作の唄を誰も聞いてないと言う善作の仲間

神宮司源蔵…石田太郎 グランパパプロダクション Profile
  • 岸和田の大地主・(8)

商店街の女性…那々實あぐり ビックワンウエスト Profile
  • 岸和田商店街の女性。木岡美代の井戸端会議仲間。だんじりで美代と泰蔵を応援してた

商店街の女性…宮川サキ ライターズカンパニー Profile
  • 岸和田商店街の女性。木岡美代の井戸端会議仲間

商店街の男性…辰己力太 舞夢プロ Profile
  • 岸和田商店街の男性・だんじりの宴会で水ナスが旨いと言った善作の仲間

商店街の男性…ひらの真弥 NAC(名古屋) Profile
  • 岸和田商店街の男性・だんじりの宴会にいた善作の仲間


【岸城尋常小学校】(糸子11歳当時)

教師…桂茶がま 吉本興業(上方落語協会) Profile
  • 「岸城尋常小学校」糸子の担任教師

職員…や乃えいじ ライターズカンパニー Profile
  • 「岸城尋常小学校」用務員・校庭掃除中に糸子に倒され怪我。小原家に教師と共にやってきた(2)

佐藤平吉…木村風太 ルート Profile
  • 糸子の同級生


【泉州高等女学校】(糸子女学校時代)

裁縫の教師…神宇和薫 関西芸術座 Profile
  • 糸子が通う「泉州高等女学校」の裁縫教師(7-)

教師…駒田真紀 MC企画 Profile
  • 糸子が通う「泉州高等女学校」の教師(7)

同級生の女学生…山下ひとみ 関西芸術座 Profile
  • 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・芋菓子を教室で食べているが、痩せたい。裁縫授業中に糸子の言うのはミシンじゃないかと先生に言う(7-)

同級生の女学生…杉本好 ??所属
  • 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・痩せたら坂東妻三郎に会いに行きたい(7-)

同級生の女学生…福嶋千明 サンミュージック大阪 Profile
  • 糸子が通う「泉州高等女学校」の同級生・痩せて色が白くなったら宝塚に入りたい(7-)


【桝谷パッチ店】

桝谷幸吉…トミーズ雅 吉本興業 Profile
  • 岸和田の隣町で「桝谷バッチ店」経営・糸子を職人として雇う

坂本…金谷克海 関西芸術座 Profile
  • 「桝谷パッチ店」の作業員・(8-)

岡村…河野智宏 NASAエンターテインメント Profile
  • 「桝谷パッチ店」の作業員・糸子に初めてのミシンを教えた(7-)

田中…湯浅崇 ライターズカンパニー Profile
  • 「桝谷パッチ店」の作業員・(7-)

山口…中村大輝  所属不明
  • 「桝谷パッチ店」の作業員・(8-)


【その他】

花村喜一…國村隼 澪スタジアム Profile
  • 「心斎橋百貨店」の支配人・糸子に服のデザインを発注

川本勝…駿河太郎 ステッカー Profile Blog
  • 糸子が務める紳士服「ロイヤル」の同僚・将来の糸子の夫

根岸良子…財前直見 研音 Profile
  • 東京から来たミシン販売員・糸子に洋裁の基礎を教える先生

中村春太郎…小泉孝太郎 イザワオフィス Profile
  • 人気歌舞伎役者・女たらしで奈津も餌食に

長谷ヤス子…中村美律子 ゴールデンミュージック Profile
  • 岸和田のおばちゃん・糸子の客

サエ…黒谷友香 スペースクラフト Profile
  • ダンスホールの踊り子・勘助が夢中になる女性

駒子…宮嶋麻衣 セグンドソル(NAC) Profile Blog
  • 第6週より登場・番宣では糸子が採寸してた・(31)


◆◆◆◆ ゲスト ◆◆◆◆

【1週ゲスト】

芸者(2,3)…小継梨紗 芝居小舎(準劇団員) Profile
  • 「小原呉服店」の客・何も買わずに帰った(2)

客(3)…東康平 アクターズハウス Profile
  • 「吉田屋」の客・玄関先で泣いてた糸子に話しかけた(3)

客(3)…みぶ真也 イズム Profile
  • 「吉田屋」の客・玄関先で泣いてた糸子に話しかけた(3)

バイオリン演歌師夫妻(3)…東西屋 Profile

菓子屋主人(4)…福原正義 所属不明
  • 糸子が集金しにきた和菓子屋「欄千堂」・勘助たちに串だんごを1本ちょろまかされた(4)

菓子屋の客(4)…白井良次 WAC Profile
  • 糸子が和菓子屋「欄千堂」で集金中に店に菓子を買いに来た老人客・(4)

警察官(4)…佐渡山順久 ウィル・ドゥ Profile
  • 糸子が川に落ちたときに駆けつけた警官・(4)

佐藤寛太(4)…稲田賢人 放映新社 Profile
  • 平吉の兄・弟の敵うちに糸子と喧嘩、糸子を川に誘込んでしまった(4)

子供(4)…久保田輝(子役) 所属不明
  • 平吉の兄の寛太の仲間・糸子と寛太の喧嘩に立ち会う(4)

子供(4)…平野道彦 劇団東俳 Profile
  • 平吉の兄の寛太の仲間・糸子と寛太の喧嘩に立ち会う(4)

トメ子(5)…西川かの子 吉本興業 Profile
  • 奈津の叔母・夫の暴力に泣き、離縁したいと「吉田屋」に逃げてきた(5)

配達員(5)…西川浩介 NAC Profile
  • 貞子から糸子への小包を配達した郵便配達員(5)

客(6)…里吉萌亜 舞夢プロ Profile
  • 「小原呉服店」に来ていた客(6)


【2週ゲスト】

酒井(7)…風太郎 兵庫県立ピッコロ劇団  Profile
  • 善作の謡教室のお弟子さん・(7)

男性(7)…森好文 兵庫県立ピッコロ劇団  Profile
  • 善作の謡教室のお弟子さん・(7)

生徒(7)…小松勇司 ルート Profile
  • 勘助の同級生(7)

生徒(7)…江村修平 ルート Profile
  • 勘助の同級生(7)



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第1週 第1週・まとめ 
第2週 第2週・まとめ 

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NHK連続テレビ小説(朝ドラ
カーネーション 第1週
「あこがれ」 (2011年10月3日 - 10月8日)

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★スタッフ

作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀
演奏:フェイス・ミュージック

主題歌:「カーネーション」椎名林檎

時代考証:明珍健二
タイトル映像:辻川幸一郎
タイトルロゴ:北山雅和

資料提供:元生茂樹

撮影協力:
 大阪府岸和田市(1話~)
 五軒屋町町会(1話~)
 春木大国町町会(1話~)

 岡山県倉敷市(1話~)
 岡山県高梁市(1話~)
 岡山県真庭市(1話~)
 兵庫県川西市(1話~)
 京都府南山城村(1話~)

岸和田ことば指導:林英世(1)
関西ことば指導:川本美由紀(1) 田中恵理(1)
所作指導:草下虎丸(1)
洋裁指導:大田垣妙子(1)
ダンス指導:及川隆明(1)
髪結い指導:岩見悠紀子(1)
呉服店指導:田啓史(1)
擬斗:中村健人(1)

---------
制作統括:城谷厚司
---------
プロデューサー:内田ゆき(1)
美術:藤井俊樹(1)
技術:大須賀弘之(1)
音響効果:嶋野聡(1)
編集:藤澤加奈子(1)
---------
撮影:岡田裕(1)
照明:松本豊(1)
音声:渡辺暁雄(1)
映像技術:森千重(1)
記録:江川雅美(1)
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演出:田中健二(1)
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★恒例の配役 (クレジット順)

***第1回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
尾野真千子/小原糸子_/ ヒロイン
二宮星    /小原糸子(11歳)/ ヒロイン幼少期
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
正司照枝  /小原ハル_/ 糸子の父方の祖母・善作の母
濱田マリ  /安岡玉枝_/ 岸和田商店街の髪結屋・泰蔵や勘助の母
須賀貴匡  /安岡泰蔵_/ 玉枝の長男・糸子がカッコイイと思う大工
上杉祥三  /木岡保男_/ 岸和田商店街の小原家の隣で履物店を営む・善作とは戦友
小松健悦  /奥中宗次郎/ 岸和田商店街の男性・善作の仲間
飯島順子  /女性___/ 岸和田商店街の女性・だんじりで泰蔵を応援
高須瑠香  /吉田奈津(11歳)/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
吉岡竜輝  /安岡勘助(11歳)/ 糸子の同級生・玉枝の次男・ヘタレで糸子に勝てない
荒田悠良  /小原静子(幼少)/ 糸子の妹(次女)・
村上凜    /小原清子(幼少)/ 糸子の妹(3女)・
花田鼓    /小原光子(幼少)/ 糸子の妹(4女)・
那々實あぐり/女性___/ 岸和田商店街の女性・だんじりで泰蔵を応援
辰己力太  /男性___/ 岸和田商店街の男性・善作の仲間
ひらの真弥 /男性___/ 岸和田商店街の男性・善作の仲間
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………
NAC
劇団東俳
劇団ひまわり
日本芸能センター
東映太秦映画村
……………/……………/ …………………………………………………………
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

***第2回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
二宮星    /小原糸子(11歳)/ ヒロイン幼少期
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
正司照枝  /小原ハル_/ 糸子の父方の祖母・善作の母
桂茶がま  /教師___/ 「岸城尋常小学校」糸子の担任教師
梅田千絵  /吉田志津_/ 奈津の母・高級料亭「吉田屋」の女将
高須瑠香  /吉田奈津(11歳)/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
吉岡竜輝  /安岡勘助(11歳)/ 糸子の同級生・玉枝の次男・ヘタレで糸子に勝てない
木村風太  /佐藤平吉_/ 糸子の同級生
荒田悠良  /小原静子(幼少)/ 糸子の妹(次女)・
村上凜    /小原清子(幼少)/ 糸子の妹(3女)・
花田鼓    /小原光子(幼少)/ 糸子の妹(4女)・
や乃えいじ /職員___/ 「岸城尋常小学校」用務員・校庭掃除中に糸子に倒された(2)
小継梨紗  /芸者___/ 「小原呉服店」の客・何も買わずに帰った(2)
……………/……………/ …………………………………………………………
劇団東俳
キャストプラン
日本芸能センター
東映太秦映画村
……………/……………/ …………………………………………………………
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

***第3回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
二宮星    /小原糸子(11歳)/ ヒロイン幼少期
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
田中隆三  /松坂正一_/ 糸子の伯父・神戸の清三郎の息子
押谷かおり /松坂絹江_/ 糸子の義伯母・神戸の正一の妻
高須瑠香  /吉田奈津(11歳)/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
大八木凱斗/松坂勇(幼少期)/ 正一の息子・糸子の従兄弟
荒田悠良  /小原静子(幼少)/ 糸子の妹(次女)・
村上凜    /小原清子(幼少)/ 糸子の妹(3女)・
花田鼓    /小原光子(幼少)/ 糸子の妹(4女)・
鍋島浩    /吉田克一_/ 奈津の父・高級料亭「吉田屋」の主人
梅田千絵  /吉田志津_/ 奈津の母・高級料亭「吉田屋」の女将
小継梨紗  /芸者___/ 「吉田屋」に呼ばれた芸者(3)・「小原呉服店」で何も買わずに帰った(2)
東康平    /客____/ 「吉田屋」の客・玄関先で泣いてた糸子に話しかけた(3)
みぶ真也  /客____/ 「吉田屋」の客・玄関先で泣いてた糸子に話しかけた(3)
……………/……………/ …………………………………………………………
東西屋    /バイオリン演歌師夫妻/ 岸和田で路上演奏(3)
NAC
グループエコー
テアトルアカデミー
……………/……………/ …………………………………………………………
宝田明    /松坂清三郎/ 糸子の母方祖父・神戸で紡績業経営してる大会社社長
十朱幸代  /松坂貞子_/ 清三郎の妻・糸子の祖母・松坂家跡取りで清三郎を婿に
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

***第4回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
二宮星    /小原糸子(11歳)/ ヒロイン幼少期
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
須賀貴匡  /安岡泰蔵_/ 玉枝の長男・糸子がカッコイイと思う大工
高須瑠香  /吉田奈津(11歳)/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
吉岡竜輝  /安岡勘助(11歳)/ 糸子の同級生・玉枝の次男・ヘタレで糸子に勝てない
木村風太  /佐藤平吉_/ 糸子の同級生
荒田悠良  /小原静子(幼少)/ 糸子の妹(次女)・
村上凜    /小原清子(幼少)/ 糸子の妹(3女)・
花田鼓    /小原光子(幼少)/ 糸子の妹(4女)・
福原正義  /菓子屋主人/ 糸子が集金しにきた和菓子屋「欄千堂」・勘助たちに串だんごを1本ちょろまかされた(4)
白井良次  /菓子屋の客/ 糸子が和菓子屋「欄千堂」で集金中に店に菓子を買いに来た老人客・(4)
佐渡山順久/警察官__/ 糸子が川に落ちたときに駆けつけた警官・(4)
稲田賢人  /佐藤寛太_/ 平吉の兄・弟の敵うちに糸子と喧嘩、糸子を川に誘込んでしまった(4)
久保田輝  /子供___/ 平吉の兄の寛太の仲間・糸子と寛太の喧嘩に立ち会う(4)
平野道彦  /子供___/ 平吉の兄の寛太の仲間・糸子と寛太の喧嘩に立ち会う(4)
……………/……………/ …………………………………………………………
NAC
キャストプラン
劇団東俳
東映太秦映画村
……………/……………/ …………………………………………………………
十朱幸代  /松坂貞子_/ 清三郎の妻・糸子の祖母・松坂家跡取りで清三郎を婿に
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

***第5回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
二宮星    /小原糸子(11歳)/ ヒロイン幼少期
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
正司照枝  /小原ハル_/ 糸子の父方の祖母・善作の母
須賀貴匡  /安岡泰蔵_/ 玉枝の長男・糸子がカッコイイと思う大工
高須瑠香  /吉田奈津(11歳)/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
吉岡竜輝  /安岡勘助(11歳)/ 糸子の同級生・玉枝の次男・ヘタレで糸子に勝てない
木村風太  /佐藤平吉_/ 糸子の同級生
荒田悠良  /小原静子(幼少)/ 糸子の妹(次女)・
村上凜    /小原清子(幼少)/ 糸子の妹(3女)・
花田鼓    /小原光子(幼少)/ 糸子の妹(4女)・
桂茶がま  /教師___/ 「岸城尋常小学校」糸子の担任教師
西川かの子/トメ子__/ 奈津の叔母・夫の暴力に泣き、離縁したいと「吉田屋」に逃げてきた(5)
鍋島浩    /吉田克一_/ 奈津の父・高級料亭「吉田屋」の主人
梅田千絵  /吉田志津_/ 奈津の母・高級料亭「吉田屋」の女将
西川浩介  /配達員__/ 貞子から糸子への小包を配達した郵便配達員(5)
……………/……………/ …………………………………………………………
日本芸能センター
キャストプラン
劇団ひまわり
……………/……………/ …………………………………………………………
十朱幸代  /松坂貞子_/ 清三郎の妻・糸子の祖母・松坂家跡取りで清三郎を婿に
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

***第6回***

…Cast……/ …役………/…役柄等・(数字は出演回)……………………………
尾野真千子/小原糸子_/ ヒロイン
二宮星    /小原糸子(11歳)/ ヒロイン幼少期
麻生祐未  /小原千代_/ 糸子の母
正司照枝  /小原ハル_/ 糸子の父方の祖母・善作の母
栗山千明  /吉田奈津_/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
上杉祥三  /木岡保男_/ 岸和田商店街の小原家の隣で履物店を営む・善作とは戦友
須賀貴匡  /安岡泰蔵_/ 玉枝の長男・糸子がカッコイイと思う大工
柳生みゆ  /小原静子_/ 糸子の妹(次女)・
眞木めい   /小原清子(少女期)/ 糸子の妹(3女)・
飯島順子  /木岡美代_/ 岸和田商店街の履物店を営む保男の妻
高須瑠香  /吉田奈津(11歳)/ 糸子の同級生・岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘
吉岡竜輝  /安岡勘助(11歳)/ 糸子の同級生・玉枝の次男・ヘタレで糸子に勝てない
吉田葵依  /小原光子(少女期)/ 糸子の妹(4女)・
大八木凱斗/松坂勇(幼少期)/ 正一の息子・糸子の従兄弟
荒田悠良  /小原静子(8歳)/ 糸子の妹(次女)・
村上凜    /小原清子(7歳)/ 糸子の妹(3女)・
花田鼓    /小原光子(5歳)/ 糸子の妹(4女)・
那々實あぐり/女性___/ 岸和田商店街の女性。木岡美代の井戸端会議仲間
宮川サキ  /女性___/ 岸和田商店街の女性。木岡美代の井戸端会議仲間
里吉萌亜  /客____/ 「小原呉服店」に来ていた客(6)
……………/……………/ …………………………………………………………
NAC
テアトルアカデミー
劇団ひまわり
東映太秦映画村
……………/……………/ …………………………………………………………
宝田明    /松坂清三郎/ 糸子の母方祖父・神戸で紡績業経営してる大会社社長
十朱幸代  /松坂貞子_/ 清三郎の妻・糸子の祖母・松坂家跡取りで清三郎を婿に
小林薫    /小原善作_/ 糸子の父・岸和田商店街で「小原呉服店」を営む
……………/……………/ …………………………………………………………

※出演者の配役確定は、ドラマ公式サイトや、字幕放送の役名、
  下記リンク先の事務所サイト、ブログを参考にしています。

★出演者情報など、まとめ

出演者情報など、まとめ記事リンク

ドラマQ
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★過去記事リンク

第1週 第1週・まとめ 

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