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スタジオパークからこんにちは 「小出恵介」出演
NHK総合 2012年8月27日 (月)
朝ドラ・閲覧者カウンター

→「梅ちゃん先生」の情報はランキング よりどうぞ。
★感想
小出君、梅ちゃん先生が初めてのNHKだったのかぁ。
ちょっと意外。
そして、
永井:「堀北さん、いかがでした?」
小出:「いやあ、もう鉄の女ですよ。」
これは面白かった!
この「梅ちゃん先生」の記事がお役に立ちましたら、
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★内容
【出演】小出恵介
【司会】永井伸一アナ,田代杏子アナ
オープニング
田代:「さあ、今日のゲストは俳優の小出恵介さんです。
ようこそお越しいただきました。」
永井:「皆さんの拍手も、今日は本当にうれしそうで力強いですね。」
田代:「歓声があがっていますね。こちらへお越しください。」
小出:「こんにちは!」
「おはようございます。」「よろしくお願いします」
田代:「外、今、涙をぬぐってる方いらっしゃいましたよ。」
永井:「というのもやっぱり『梅ちゃん先生』の竹夫さんですから。
でもね、髪の色がですね…。」
小出:「竹夫です!
おはようございます、竹夫です。」
永井:「いやいや、
こういう竹夫じゃなかったような気がするんですが。」
小出:「先端をいく感じですかね。」
永井:「なんか、竹夫が、もしこの時代にタイムスリップしたら…
そうじゃないでしょ。」
小出:「違いますよね。」
永井:「ちょっと違うお仕事が入っているということで。」
小出:「舞台の仕事をやっていまして
それがロックミュージカルってやつなんで。
ちょっとロックかな、みたいな…。」
永井:「ちょっと、竹夫とは違うところということですね。
『梅ちゃん先生』の竹夫といいますと
竹夫とお父さんという関係がね
いつも見ている者としてはなかなかユニークでございまして
そのシーンをご覧いただきましょうか。
竹夫:「世の中は、どんどん変化しているんです。
テレビはその変化の象徴でしょ。
それを否定するということは
世の中の変化を否定することになりませんか?」
信郎:「なるほど…。あっ、いや…。」
建造:「変化が、そんなにいいのか。
昔のままじゃ、だめなのか。」
竹夫:「医学だって
変化したり進歩したりしているんじゃないですか。」
建造:「それとテレビを一緒にするな。」
竹夫:「一緒ですよ。」
建造:「もういい!テレビのことで議論するなど、ばかばかしい」
竹夫:「分が悪くなるとそうやって議論を打ち切る。」
永井:「でも、年を取れば取るほど
お父さんに似てきているんじゃないかっていうね。」
小出:「ああ、たぶんそういう描写ですね。
なんか言いたいんでしょうね。
ひとくさりやりたいっていうのが似てるんじゃないですかね」
田代:「つっこみを入れていましたけどね
みずからの役にね。」
小出:「そうですね。おもしろい人だなと思いますよ。」
田代:「竹夫さん?」
小出:「はい。」
永井:「でも、竹夫さんともしかしたら
小出さんの共通点もあるのかどうなのか。
この辺りは、また後ほどゆっくりお話を伺ってまいります。
あと、今日はね、
実は大切にしている宝物というのをお持ちいただいたので。
これも、しっかり紹介していただきますんで。
最後まで、今日はお見逃しなく。」
田代:「今日は、録画放送のため
質問、メッセージは、これまでお寄せいただいたものから
紹介させていただきます。」
永井:「では、こちらにお願いいたします。」
小出:「お願いします!」
[小出恵介 プロフィール紹介テロップ]
1984年生まれ 大学在学中に俳優デビュー (映画「パッチギ!」)
NHKの初出演は朝ドラ
最新舞台は蜷川演出
永井:「俳優の小出恵介さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。」
田代:「よろしくお願いいたします。」
永井:「あれですね、小出さん
拍手の音が大きいですね。」
小出:「僕、うるさいんですよ。
なんか響くんですよね、無駄に。」
永井:「結構ここ、びんびんきてます。」
田代:「耳が痛い…」
小出:「おかしいでしょ。
バスケットやってたからですかね。
バスケやっててスナップがいいんです、たぶん」
永井:「パチンパチン?」
小出:「そうです、スナップがいいんです。」
永井:「じゃあこれからも、拍手する時
私たちもスナップを意識して。」
小出:「スナップ大事ですよ
力入れちゃだめなんですよね。
しならせる。」
(練習する田代アナ)
永井:「全然しなってないよ、あなた。」
小出:「振り付けみたいになってますよね。」
田代:「頑張ります、これから。」
永井:「小出さんNHKでの仕事が
実はこの朝ドラが初めてだった?」
小出:「初めてですね。
NHKの建物をくぐったのも初めてで。
この朝ドラの衣装合わせの時初めてで、
すべて初めて本当に。」
田代:「意外ですね。」
小出:「そうなんですよ」
永井:「初めて尽くしでNHKは、いかがでした?」
小出:「いやあ、もう本当にすべて新鮮で。
まず、その、朝ドラってやっぱり長いんです、撮影が。
10か月くらいあって。
そんな長期間、1つの作品に入ってるっていうのも初めてだし
その年齢が、20年ぐらいの間を演じるっていうのも初めてだし。
毎週、決まった日に
月曜リハーサルやって
金曜まで撮影してっていう。
リズムのある生活っていうのもあまりないですね、ふだんね。
大体、基本的に決まってないんで。」
永井:「そうですね。舞台とかでも、
長くても1か月あるかないかですもんね。」
小出:「そうそうそうそう。本当、新鮮でしたね。
また 1日に撮影する量が多いんですよ。
今、言いたいから言っときますけどね。もう、すごいんです。
15シーンくらい撮影しますからね、1日で。」
永井:「えーっ そんなに撮影するんですか。」
小出:「すごいですよ、量が」
田代:「時間にするとどれくらいなんですか?朝から。」
小出:「朝いち、8時半くらいに入って、
24時ぐらいまでやるっていうの結構ざらですし
僕なんて、まだ少ないほうですよ。
堀北真希ちゃんなんてそんなの、毎日続いてますから
すごいと思います、本当に。」
田代:「ありがとうございます。」
永井:「そのおかげで、本当に…楽しませていただいてます。」
田代:「ありがとうございます。」
永井:「『梅ちゃん先生』の話は、
また後ほどじっくり伺いますけれども
最初に、若手注目俳優ですから
この辺りで、簡単にどんな作品に出られたのか
紹介していきましょう。
田代:「ということで、
これまで小出さんがデビュー以降のご活躍の中で
ごく一部、代表的な作品をリストアップさせていただきました。」
2005年 映画「パッチギ!」
ドラマ「ごくせん」
2006年 ドラマ「のだめカンタービレ」
2008年 ドラマ「ROOKIES」
舞台「から騒ぎ」(演出:蜷川幸雄)
2009年 ドラマ「JIN -仁-」
映画「風が強く吹いている」
2010年 映画「シュアリー・サムライ」(監督:小栗旬)
2011年 舞台「あゝ、荒野」(演出:蜷川幸雄)
2012年 朝ドラ「梅ちゃん先生」
舞台「ボクの四谷怪談」(演出:蜷川幸雄)
田代:「もう映画に、ドラマにタイトル見ただけで、
話題作って分かりますね。
舞台もたくさん挑戦されているんですが
その中から、まずこちら。
2005年の映画『パッチギ!』。
60年代の高校生の…。」
小出:「すごい顔してるな。」
永井:「情けない顔ですね。」
小出:「瞬間の、すごい顔してますね。」
田代:「彼女が欲しいなと言ってるシーンっていう…。」
小出:「そうですね、モテない高校生で。
とにかく、モテたいと。
モテるためには何をすればいいかって言って
当時はやってたマッシュルームカットをしたり
いろいろやっていくんですけど
結果、学生運動を進んでいく…っていう。
本当に、なんて言うんですかね。
決して特別ではないような。
本当に、だめな男の子の役ですね。」
永井:「この作品に出られて、ご家族も喜んだという」
小出:「そうですね、
これが本当実質デビューみたいなもんでね。
オーディションを受けて。
3回ぐらいオーディションを受けて
やっと井筒監督に会えて。
最後、お話をするみたいな感じで終わったんですけど。
やっとすごくいい役をいただいて
すごい思い出深い作品ですね。
始まったら始まったでリハーサルがすごい長くて。
撮影のひと月前ぐらいかひと月間くらい練習、リハーサル。
監督は、もちろん来ないし。
自分たちと助監督さんでやるんですけど
関西弁の指導から始まり。
もう、これはばっちりだろうと入ったら、
そこからまたこき落とされ、現場では。
むちゃくちゃに言われて。
すごかったですよ。
みんな、なんか合宿状態で京都でやってたんですけど
帰ったら泣いてるやつはいるわ
もう辞めたいとか、なんかね
いろんなもうね…ピーピー言ってましたね。」
永井:「思い出深い作品になりましたね。」
田代:「打って変わって、こちら。
2006年のドラマ、大人気です
『のだめカンタービレ』でティンパニーを演奏する真澄ちゃん。
すごい、髪型からして…。」
小出:「まあ、キュートですね。」
永井:「アフロに口ひげ 不思議ちゃんですけれどもね」
小出:「また、このアフロヘアが重たいんすよ、これ。
ずっしりくるんですよ。ずっとしてるとね。」
田代:「肩が凝りそうですよね。
こういう役をやったかと思いきや、
こちらも大人気だった『JIN-仁-』では
2009年ですね。
時代劇で武士の役も演じた。
本当に幅広いですよね。」
小出:「そうですかね、いろんな役をやらせていただいてますね。
それぞれ、おもしろいんですよ。
真澄ちゃんなんかもね
オカマの子で、しかも漫画なんで
よりこう…、跳ねた世界観なんで
演じ方も通常の感じじゃないんですよね、もうね。
ねじ4本くらい抜いてやるとちょうどいいみたいな感じで
かなりすごい現場でしたね。」
永井:「へぇ~ 時代劇もあって。」
小出:「そうですね。
『JIN-仁-』は初めての挑戦で、時代劇が。
もう何も分からないことだらけで。
まず、かつらが僕、すぐずれるし
服が、すぐよれて、いつも怒られてましたね、衣装さんに。
じっとしてなさいって言われて。」
田代:「そうなんですか。分からなかったですね」
永井:「しかし、今聞いてると小出さん怒られてばっかりですね」
小出:「怒られてばっかり…。怒られてばっかり、本当に。
本当怒られてばっかり。」
永井:「そのつながりでいきますと
今年は『梅ちゃん先生』もありつつも、
本当に間髪入れず次の仕事ということで
舞台『ボクの四谷怪談』。」
田代:「『四谷怪談』の現代版で
しかも、歌あり踊りありのロックミュージカル。
演出が、あの蜷川幸雄さん。」
小出:「怒られてばっかり。」
田代:「蜷川さんにも?」
永井:「蜷川さん厳しい演出で有名ですが。」
<蜷川さんと一緒に撮ってる写真>
小出:「写真撮ってる時に怒られてましたよ、これね。
お前もっといい顔しろよみたいな。
俺が、すごく優しい演出家だっていう顔をしろみたいなね。」
田代:「写真で!?」
小出:「そう! お前がおびえた顔してると
俺が怖いやつみたいだろって、言われて。
お前笑っとけ、って言われて。」
永井:「それで、こういう表情になったんですか?」
小出:「それだけでひとくされありますからね。」
田代:「演技のことだけじゃないんですね。」
小出:「だけならず。
素行に関しても言いますからね。
最近、道徳の先生なんじゃないかなっていうぐらいね。
まず、お前は来る時間が遅いと。
11時稽古開始で、2分前にボク、到着した時があって。
遅い、遅すぎると言われて。
30分前くらいに来なきゃだめだ、みたいな。
そういうところから始まり
いろんなこと言われますね。」
永井:「じゃあ例えば服装ですとか
そういったことも言われるんですか?」
小出:「そうですね。なんか稽古場での態度が悪いとか。」
永井:「あっ、態度。」 田代:「ええ~!」
小出:「そんな、分かんないですよね。
そんなこと言われたってね。」
永井:「舞台初出演された時も蜷川さんの作品でしたから
ある意味、お父さんみたいな存在じゃないですか?」
小出:「そうですね、本当にね。
これだけ、こうね、ずばっと言ってくれる方って
なかなかいないですよね。」
永井:「でも、『梅ちゃん先生』で竹夫役をやっていて
これ、ロックミュージカルでお岩さんの妹の彼氏役という。」
小出:「与茂七。」
永井:「これ、役の切り替えってどうだったんですか?」
小出:「切り替え…そうですね。
作品自体も全然違いますし テイストが。
それは、あの… 稽古がありますんで
徐々にやっていけばいいかなっていう感じですかね。
まだ始まったばっかりですし、稽古も。
またミュージカルっていうのも初挑戦で
僕、決して歌うまくないんで。」
永井:「あっ、そうなんですか。」
小出:「もう本当に大変ですよ。
本当にもうね、大変です。」
永井:「今、胸を押さえて うっ!ってなりましたけれども。
踊りもありますよね?」
小出:「踊りもありますね。
踊りも、また下手!
これ、また下手です、はい。」
永井:「そうですか。自分で言い切れるほどなんですか?」
小出:「言い切ります。」
田代:「大変ですね、じゃあ。」
小出:「大変なんです。
なんかそういうね。挑戦したいですね。そういうものは」
永井:「今、手応えとしてはいかがです?」
小出:「手応えはね…
自分でここで感じてると言うと怒られるので、感じてません!」
<笑>
永井:「この放送を蜷川さんが見てる可能性もありますからね」
小出:「そうです。
見ててなんかいい感じですって言うと怒られるので
言いません!」
永井:「でも、心の中ではちょっとずつあるかなと?」
小出:「すごい楽しんで稽古してますね。
思い切った役なんで
思い切って発散していく解放していく感じなんで
ちょっと思い切ってやってます。」
永井:「これからね、舞台が開きますから
この辺り楽しみですけれども
さあ、この注目俳優の小出さんがどうして俳優になったのか。
こんなキーワードを用意いたしました、こちら。」
部活の引退
田代:「ご覧のように小出さんはバスケットボールを
小学校3年生からやってらっしゃって 中・高もバスケ部」
小出:「そうです。」
田代:「そのきっかけというのが慶應高校のバスケ部の引退
ということなんですよね。」
小出:「普通に3年の夏までやってて
それで、大体インターハイに行けなかったチームは
そこで引退になるんですね。
普通に、通常の引退ですね。」
永井:「この絵を見て…。」
小出:「いいですね。
そんな暗いもんじゃないんですけど」
田代:「切なすぎましたか、これはね」
<笑>
永井:「でも、引退をして、
バスケット1つピリオドを打って
それが、どうして俳優のほうへと?」
小出:「そうですね。引退して、僕
本当にバスケしかやってなくて小学校3年からやってましたから。
さて、何しようかな?みたいな感じになって
結構ぼんやりしてたんですけど。
僕、映画が、なんかね、好きだったんですよね。
1人で映画館に見に行ったりなんか結構してて。
大学に入ったんだけど
なんかこう、就職っていうのが
あんま、ピンときてなくて。
なんか毎日同じ電車に乗るのちょっと嫌だな、みたいな。
なんかちょっと大変そうだなみたいな。」
田代:「電車通勤が。」
小出:「そうそう。
なんかもう、ちょっとこう日々違う生活がいいな、みたいな。
違う場所に行ったり、違う時間に起きたりみたいな
生活がいいなって思った時に
なんか、映画業界ってあるかもみたいな。
なんかこう、戦々恐々としてそうな、
ごちゃごちゃしそう、みたいな。
そういうの好きなんで。
毎日、文化祭なのかなみたいな。
毎日、文化祭の準備中みたいな。
文化祭の準備中っていいじゃないですか、なんか
わちゃわちゃした感じが。」
田代:「みんなでいろんなこと言い合って
楽しそうじゃないですか。」
小出:「垣根越えていく、みたいな。
ああいう空気感かな、なんで。
ぼんやり思って、志して
自主映画とかに参加したり撮ったりなんかしてて
俳優ってあるなと思って。
監督になりたかったんですけど
監督って、例えば、なるとしたら助監督があると思って。
助監督って、なんか大変そうじゃないですか。
なんかこうね大変そう、みたいな。
ちょっと嫌だな、みたいな。
あっ、俳優って座ってそうだな。
座ってられるだろうな、みたいな。
あっ、俳優だと思ったんですよ。
それで応募して、事務所に。」
永井:「そしたら受かってしまった。」
小出:「そうですね。」
田代:「いきなり?」
小出:「だいぶ時間もあって面接してから1年間くらい連絡なくて
どうせ無理だなって思ってたんで
なんか、ぽろっと連絡がきて
お願いします、みたいな感じで。」
永井:「しかし、オーディションを受ける前の段階でいきますと
もともとは、演じるというよりは製作志向だったんです?」
小出:「そうですね。
まあ、何でもよかったんですよ。
映画業界に入りたい、みたいな。
カメラマンとかもかっこいいと思ってたんで
カメラマンもいいななんて思ってましたし。」
永井:「今聞いていると、 おもしろいと思ったら
そっちの方向に行きたいっていうたちなんですね。」
小出:「そうですね。突っ走ってましたね、昔から。
だからあんま…親の言うこと聞いてないっていうかね。
受験とかも、僕、なんか勝手にやってましたもんね」
永井:「勝手にですか!?」
小出:「塾も、自分で行きたいって言って行かせてもらって。
本当は中学受験したかったんですよ。
小学校も塾行ってたんですけど
ちょっとなんか、間に合わなくてっていうか
そんな、学力、そんな伸びなかったし。
地元の中学校あるから、
そこはそこでいいかとなったんですけど。
結構、自分から塾とかも行ってましたね。」
永井:「親は、どう見てたんでしょうね?」
小出:「親は、どう見てたんでしょうね。
言ったら聞かないって思ってるみたいですね。」
<笑>
小出:「だから、俳優に関しても、ちょっと止められたんですよ。
何言ってるの?みたいな。
どうせ大学の思い出みたいなバイト感覚でしょ、と言われて。
最初は別に、ずっとやっていくなんて思ってないんで
まあそうかもね、みたいな。
とりあえず、やってみるわなんて言ってたんですけど
3年になって、就職活動いざ始まるっていう時期になって
なんか、そろそろ…
『パッチギ!』も決まってきて
本気で、俳優やってみたいなって思って、
言った時なんかも、そんなに止められなかったですね。
せめて、一応大学行かせたから卒業だけしてくれ、ぐらいで。」
永井:「おもしろいですね。
こうやって、どんどん自分がやりたいっていう方向を
やっていきながら
大学3年、4年で、ちょっと本気でやってしまったら
いきなり代表作というね。」
小出:「いやいや、そんなそんな。」
田代:「そしてここから快進撃っていうね」
小出:「いやいや、そんなそんな」
永井:「でも、今振り返ってみると
2005年ぐらいの時期ってどんな時期でした?」
小出:「時期…。
学校、大学は、確か3年とかで
そこからは結構忙しくなって、学校も行けなくなっちゃって。
大学にすごく…なんかね”行った”っていう思い出が
薄いかもしれないですね。
途中から仕事が、そうやってどんどん始まっていったんで。
だから、二十歳前後ですよね。
もし、その時期に、例えば『パッチギ!』とか
『ごくせん』とかが決まってなかったら
たぶん僕、就職しましたね。普通に辞めて。
そんなに”すごいなりたいぜ!”
って言って始めたわけではなかったんで。
普通に就職したと思うんですよね」
永井:「今はどうなんです?俳優。
もともとは製作なんかもしたいっていうふうにおっしゃってたから。
どっち、とかあるんですか?
将来的にはやっぱり撮りたいですか?」
小出:「ちょっとはありますかね。
やっぱり撮る側っておもしろそうだなって今でも思いますね。」
永井:「この辺り楽しみですけどね。
さあ、何と言っても お待たせいたしました。
こちらの話でございます。」
梅ちゃん先生について
永井:「こちら、『梅ちゃん先生』ね。
自分が楽しみになっちゃってね。すいません。
『梅ちゃん先生』で梅ちゃんのお兄さん、竹夫役
ということでございましてね。
撮影自体 竹夫が出演するところは
もう撮影が終わったということで。」
小出:「終わりましたね、はい。」
永井:「振り返ってみて、いかがです?」
小出:「いやあ、なんかね
終わるまで本当、実感わかなくて。
なんか、どうなるんだろうなって
結構ほわほわしてたんですけど
クランクアップです!と言われた時に、
どっと実感がきて。
やっぱり、10か月って結構長かったんだなって思って。
でも、なんかこうすごく思い出深いですね、今思うとね。
僕、家族ものって初めてで。
どっぷり家族のシーンをたくさん演じるっていうのも初めてで。
なんかね、いろんなものが込み上げましたね、あの時はね」
永井:「いろんなもの?」
小出:「そうですね。
すごい大変だったとかそういうことではないんですけど
何だろうな…。何なんだろう、ああいう感覚って。
仕事であり、役を演じてったり
演技をしているわけなんですけど
どっかで生活の一部になってきてて。
隔てがないっていうんですか、自分自身との。
差がないっていうか。
日常が1つなくなるというかね
かけらが1つ、ひょっと無くなるような感覚っていうんですかね。」
田代:「喪失感?」
小出:「なんか、ちょっとしたね。
いわゆる、それが1クールの連続ドラマやったのと
また違う感覚ですよね。
なんか役が抜けてくとかっていう感じとは、また違うし。」
永井:「小出さん、この辺でね
自分自身がどんな場面を演じてきたのか見たいですよね」
小出:「あっ、見たいですね」
田代:「家族ものが印象的だったということなんですが
梅子の兄として
そして、頑固おやじの息子として。
そして、恋人としての竹夫
登場した名場面をまとめました」
竹夫:「自分が医者に向いているのかどうか
分からなくなったんです。
本当に自分に向いていることをやりたいんです」
竹夫の頬を叩く建造
(※スタジオ声「(小出)痛かった、これ!本気ですもん」)
建造:「甘えるな!」
竹夫:「甘えてません。
親が用意したレールに乗って
何の疑問も抱かずに生きていくほうが
甘えていると思います!
自分で、自分の道を探すほうが
むしろ厳しい道だと思います!」
陽造:「神崎を前座に出させてもらう代わりに
券を相当数引き受けろって条件でなあ…。
売りさばかなきゃいけねえんだよ。」
梅子:「梅子:「じゃあ、券を買えって?」
竹夫:「そういうことだ。」
梅子:「竹夫兄さん、買ったの?」
竹夫:「ああ、30枚。梅子と松子姉さんも
何枚か買ってやれないかな?
あとは、知り合いにあげるなり売るなり、好きにすればいいし」
竹夫:「お前な、そうやって俺に頼めば
自動的に答えが出てくると思ってるだろ」
梅子:「そんなこと思ってない。」
竹夫:「じゃあ、金払え。」
梅子:「えっ?」
竹夫:「仕事の時間を割いて調べるんだ。当然だろ?」
梅子:「うーん、いくら?」
竹夫:「1万5000円。」
梅子:「えっ!そんなに?」
竹夫:「ばか、うそに決まってるだろ。」
竹夫:「そばにいてくれよ。」
静子:「えっ?どういう意味?」
(※スタジオ声「(小出)朝ドラらしからぬシーンですよ(笑)」)
竹夫:「意味も、へったくれもあるか…。」
静子:「言ったでしょ。
私には人に言えないようなこともいろいろあるのよ。
あなたみたいな純粋で真面目な人とは…」
竹夫:「昔のことなんか関係あるか!」
抱きしめる竹夫…。
小出:「そこで終わり?」
永井:「いろんなシーンが出てきましたけれどもね。
それぞれに思い出深いみたいで。
小出:「いやあ、ありますね。
それぞれおもしろいですね。
梅子との丁々発止みたいなのもすごい楽しいですしね。
ああいうラブストリーっていうか
真面目なシーンもおもしろいですし。
最初の戦後のシーンなんか非常に演じてても、
自分でも勉強になるっていうと変ですけど
疑似体験という感覚がありましたね。
自分がどこに身を振っていくか
本当に考えてるという感じがすごい魅力的でしたし。
いろんな情報に対してすごく敏感にアンテナを張っていて
っていうのって、今と、ちょっと違うなと思うので
すごく新鮮でした、演じてても」
<FAX メールなど紹介>
永井:「ご覧になっている皆さんからも…。」
田代:「毎日見ているという方ばかりなんですけれども。
東京都のナナキンさんは…
『竹兄さんのような息子が娘の旦那様になってくれたらなあ
なんて真剣に思ったりしています。』
愛知県のミコさんは…
『あんなお兄ちゃんがいたらいいなと、うらやましく思ってます』
ものすごく多くきている質問が…
『恵介さんと竹夫兄さんに共通点はありますか?』と。
奈良県のケイちゃん大好きさん。
京都府のユウイチさんからも
『竹夫と自分と同じよう部分はありますか?』と。」
小出:「ある…と思いますね。
やっぱり10か月やってるとどんどん重なってきますよね。
自分と役柄というのが。
どこからどこまでが自分でどこからどこまでが竹夫かって
よく分からなくなる時がありますもん、演じててもね。」
永井:「もともと持ってたものが共通してるのか、
やってくうちに近づいていったのかって
どっちなんです?」
小出:「もともとの部分って、
たぶんどっかに自分の中にありますけど
もっとすごく固いというかね
竹夫って、そういう方だったと思うんですけど。
やっぱり、20年を演じて
いろんな人間と、接触してという経験を重ねてくると、
自分自身もどんどん自分の中で
いろんなものを出していかないと成立しないというか
生きられない、その中にっていう感じがしてきて。
どんどん提供できるものを提供して、
っていうような感じがありますよね。
共通する部分なんか後半なんかは特にあるんじゃないかな。
何がって分からないですけど
本当に、自分の部分がたくさん出てると思いますね。」
永井:「せりふを自分で話していて
まるで自分のことばのような、そんな感覚なんですか?」
小出:「…の時も、ありますよね。
静子を引き止めるとこなんかも
どこかですごく実感があったし。
うん…、そうですね、ありますね、本当にいろいろ。」
永井:「木村文乃さんとの共演、いかがでした?」
小出:「僕、今回初めてでしたね。
すごい、どっしり構えていらっしゃって。
竹って言ったら…
僕、竹夫ですけど
竹みたいな感じですかね。」
(笑)
永井:「あ!こっちが竹?」
小出:「なんか、すっと芯が強いというか。
でもしなやかさがあってみたいな。
優雅ですし。」
永井:「木村さんが竹だったら、じゃあ、竹夫は何ですか?」
小出:「僕ね…何ですかね。僕、何ですかね?
何っぽいですかね?」
永井:「何っぽいんですかね。
でも、お父さんにだんだん似ていく様というのは
山のようなというか。」
小出:「あ~ 山のごとしですよね。
かっこいいですよね、あのお父さんね。」
永井:「VTRでもありましたけど
あのビンタは、しっかり…。」
小出:「いやあ、効きましたね。
克実さん、お子さんいらっしゃらないので
僕、やったことがないとおっしゃってたんですけど
思い切ってやってくださいって。
撮影も序盤だったんで
そんなに仲がいいというわけではなかったんだけど
バチン!ときてね。
重いやつですね。
ペチン!というよりも ズン!というやつでしたね。
やっぱり痛みっていいっすね。
痛みってリアルじゃないですか。
痛みってきますよね、なんか。感情がわきますよね。」
永井:「じゃあ、そうすると
あのシーンというのは、
ご自身もぐっとくるシーンだったんですか。」
小出:「やってて、そうでしたね。
何にも分かんないけど、とりあえず、
父親の論理に立ち向かっていくっていうね。
あの時の学生の時のやつなんかは
なんかいいじゃないですか、ああいうのって。
厳然と存在してて、揺るがないし。
かと思ったら、最後のほうでぽろっと褒めたりとかしてね。
あの梅子のくだりでちょっと褒められたりするのなんか、
かなりぐっときましたよ。」
永井:「堀北さん、いかがでした?」
小出:「いやあ、もう鉄の女ですよ。」
永井:「鉄の女!」
田代:「竹の次は鉄?」
永井:「昔のマーガレット・サッチャーみたいな感じできましたけど。」
小出:「鉄の女ですね。
すごいですよ。
圧巻、あっぱれ。
たくましさの塊ですね。」
永井:「そういう感想ってなかなかすごいですよね。
さあ、ここで、小出さん。
貴重な物を、今日お持ちいただきましたので
ご紹介いたしましょう。」
オフタイム
田代:「お持ちいただいたのは
小出さんのプロ野球の応援ユニホームということで
2枚お持ちいただきましたが
まずは、こちら。
読売ジャイアンツのユニホームで
誰のかと言いますと?」
小出:「背番号24番。」
永井:「プロ野球ファンだったらよく分かります。」
小出:「高橋由伸。」
永井:「これ?」
小出:「これ、私物なんですね。」
永井:「小出さん、ご自身の物ですよね。」
小出:「そうです。今シーズンぐらいからですかね。」
永井:「いろいろなとこが気になるんですけど、いいですか。」
小出:「まずこれ、全部刺しゅうです。
プリントじゃなくて刺しゅうが入ってますね。」
永井:「なんて書いてあるのか。」
小出:「高橋由伸選手の応援歌ですね。
『フィールドセンスを魅せつける!!
男背番号24
弾丸アーチをスタンドへ
それぶち込め由伸』
って、応援するんですけども、それです。
で、読売巨人軍。」
永井:「しかも肩口のところにはですね…」
小出:「慶應魂、ってね。
大学が同じ大先輩ということで…闘魂。」
永井:「しかも、逆側のほうのところにも。
『セ・リーグ界最強』と。」
小出:「友人にお願いして作ってもらったんですけど。
すごく、今年のシーズンから
球場にたくさん見に行かせてもらってて」
永井:「実際に応援している姿がこちらですね」
小出:「はははははっ!」
田代:「気合入ってますね、これ。」
小出:「内野席でちょっとね、拝見しております」
永井:「今年はもう何試合ぐらい行かれました?」
小出:「今年はね…6、7試合ぐらい行っています。
もっと行きたいんですけどね。
最近すごく忙しくて行けないんだけど。」
永井:「それだけ、由伸ファン。」
小出:「由伸選手、すごくスマートですし
バッティングのフォームとかもかっこいいなあと思ってね」
永井:「しかし、こうやって刺しゅうまでお願いして
やっちゃうってぐらいですからね。
隣にある中日のユニホーム
背番号41と言えば浅尾選手ですね。」
小出:「浅尾拓也。
これはサインいただいて。
実は、実際の使用ユニホーム。
浅尾選手が使用したユニホームで。」
永井:「本当ですか?」
小出:「浅尾君に、ちょっと親交があって
いただいた物なんですけど。
実際のユニホームって、全然違うんですよ、パラパラしてて。
めちゃくちゃ着心地がいいんですよ、これ」
永井:「私も野球部出身なんで分かりました、本当ですね」
小出:「全然違いますよね、レプリカのやつと。」
永井:「軽い!」
田代:「布自体が軽いというか。」
小出:「そうなんですよ。
で、サインまで書いてもらって。
僕なんか気に入っちゃってね
それ着て飲みに行ってますからね。」
(笑)
小出:「ありがたみもないって」
永井:「これ着てですか?」
小出:「今日洗濯しようかな、なんて思った時だったんで」
永井:「大丈夫ですか?
だってサインが入ってますよね」
小出:「そうですね。落ちちゃうかな、やっぱり」
永井:「落ちますでしょ。」
小出:「落ちちゃいますかね。」
永井:「でも、これ、ジャイアンツとドラゴンズじゃないですか。
ファンとしては、どっち…?これ気になります」
小出:「その辺はあいまいにしておきましょう」
永井:「そうですか?
これからクライマックスシリーズもあるんでね」
小出:「まあ、巨人ですかね」
永井:「はっきり言っちゃった。」
小出:「チームは巨人。」
永井:「どれぐらいの割合で巨人ですか?」
小出:「7割ぐらいですかね、とりあえず。」
永井:「浅尾選手、怒りませんかね。」
小出:「大丈夫です、応援してますから。
早く1軍に帰ってきていただいて
大活躍してほしいです。」
永井:「本当に中日にとっては
欠かせないセットアッパーですからね」
小出:「もう本当にすてきな選手だと思いますからね」
永井:「貴重なものありがとうございました」
田代:「オフタイムでした」
質問コーナー
永井:「よかったら羽織っていただいても
全然問題ないですからね。」
小出:「はっははは!」
永井:「では、質問にいきますね。
滋賀県のゴーちゃんママさんからです…。
『竹夫は、あかねさんといい、静子さんといい
陰のある女性にひかれています。」
小出:「そうなんです。本当、そうなんですよね」
永井:「『ということは、
恵介さんもミステリアスな女性が好みですか』。」
小出:「僕がそう、というわけではないですね。
昔は、結構そういうミステリアスな女性に
すごい興味ひかれてました。
最近は、そういう感じではなくなりましたね」
永井:「どんな感じがいいですか?」
小出:「そうですね、最近は…穏やかな、
落ち着いた感じの女性がいいですね」
田代:「ちょっと変わったんですね」
小出:「変化ありましたね。
だんだん自分も変わっていくんですかね」
永井:「落ち着いた女性。」
小出:「そうですね。」
永井:「東京都のオチエママさんからです…。
『竹夫の職場へ訪れたお母さんに
優しい笑顔を見せている姿が印象的でしたが
小出さん自身はお母さんに対して
どんな息子さんでしたか』。」
小出:「お母さんに対してね…。
迷惑かけてますかね。
きかずや?きかんぼう。
結構、聞かないですね。」
永井:「わりと反発しちゃうんですかね?」
小出:「反発っていうよりも
これって言ったら、これってやって…。
勝手気ままに、生きてきたかな。
今、すごい感謝してますね。」
永井:「茨城県のカナチュンさんからです…。
『梅ちゃん先生で、下村きょうだいですとか
ノブ、静子、皆さん俳優としても
同世代だと思うんですけれども
撮影の時、休憩中とかどんなお話をしていましたか?』」
小出:「休憩中…そうですね。よく聞かれるんですけれど
かなり、たわいもない話が多いですね」
永井:「例えば?」
小出:「うーん…。結構、堀北さんがSなんで。
つっつかれるみたいな感じですかね」
永井:「堀北さんは鉄の女でもありながら
ちょっとSっ気のほう?責めてくる?」
小出:「Sっ気を漂わせるんで。」
田代:「小出さんは?」
小出:「僕はね、結構つっこみどころ満載なんですね、たぶんね。
いろいろ言われることが多いですね」
永井:「じゃあ、Mっ気っていうか。」
小出:「Mっ気なんですかね、僕ね。
そうかもしれないですね。」
永井:「兵庫県のピョンピョンさんからです…。
『行きたい外国、どこかありますか』。」
小出:「そうですね。
この間ちょっとお仕事でアメリカに行ったんですけど。
なんですかね…自然系ですね。
アフリカとか、行ってないので
踏み込めてないので
行ってみたいです。
オーロラとかね、ノルウェーとか。」
田代:「皆さんのメッセージです。
静岡県のサッチさんからです…。
『小出恵介さんが見たくて朝ドラ初体験。
毎日欠かさず見ています。
最近はお父さんによく似てきましたね。
竹夫と静子の絆が深まる今後も楽しみです。
そして、埼玉県の中学生のアイピョンさんからです…。
『シリアスな役や、
のだめカンタービレの真澄ちゃんみたいな
個性的な役まで幅広い役柄が演じられるところが
すばらしいと思います。
梅ちゃん先生の竹夫役も大好きで
いつも楽しみに見ています。
これからも応援しています』。」
永井:「これからの『梅ちゃん先生』も楽しみですけれども、
お話を伺っていて小出さんって、
まだまだいろんな役をやりそうな感じがして
これからも楽しみにしております。
今日は、楽しい話、どうもありがとうございました。」
小出:「どうもありがとうございました。」
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