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NHK番組たまご
時々おとなも迷々2
2010年9月20日(月) 24時15分~ NHK総合
「時々おとなも迷々」の補足情報は→ランキングよりどうぞ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★ちょこっと感想
「地球。そこでは謎の怪人・時々迷々が人々の迷いを見つめています」
「心に陰がよぎるとき、魂のチャックを開けてみな?
中からすぐに駆けつける。
時々迷々が、迷いを聞きに駆けつける!
時々迷々が、すべての迷う心に現れる。
時々迷々が、迷いを聞きに駆けつける!」
小学生向けの道徳番組「時々迷々」の番外編で、
今年の2010年1月11日に単発でやったドラマ「時々おとなも迷々」の第2弾!
第一弾の記事(2010年1月11日放送)
これがNHK番組たまご枠で放送したってことは、
将来のシリーズ化を目指してるとみた。
いい傾向だ~~。 だって面白いもの。
そしてオンエアをみたけど・・・すばらしいね。
コメディーであり、シリアスであり、ファンタジードラマのオムニバス。
「世にも奇妙なものがたり」(フジテレビ)の各話をギュッと5分に凝縮して
「怪談新耳袋」(BS-i / TBS)のようなホラー的なものもあり、
すっきりとした短編になっていた。
ここに、物語のテイストに関わらず、
「迷ってる?」って、片桐はいりさんが入ってくる。
このギャップが・・!!とにかくおもしろい!!
ワンクールのシリーズでもいい! 続編希望だわ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★御題
【第1話:ヤングジジイ】
カフェの看板ウエイトレス・絵々奈(上堂薗恭子さん)をデートに誘いたくて
若作りしてやってくる小野(団しん也さん)。
手には絵々奈への手紙を携えてるが、
隣の若い男(椎名鯛造さん)が邪魔でてなかなか渡せない。
さらにネットが分からない小野にむかって、「古い人」と言われたもんだから
吹き矢を使って、若い男のPCの無線LANを破壊!! (大笑いだよ!)
でも絵々奈は若い男のほうに優しくて・・・。
しばらくして、また来店した小野は、
隣の席のひなびた老人・紺野(沼田爆さん)から
「小野さんじゃない?どうしたの若作りしちゃって」と声をかけられた。
一緒にされたくない小野だったが、
紺野が絵々奈に「かわいいね!一緒に新宿にウナギ食いに行こう」とナンパ。
嫉妬した小野はまた吹き矢でやっつけようと思ったが、紺野は鎖鎌で対抗!
あははは!なんでそんなもん持ってるんだよ!
戦いの末、敗れた紺野は、「大丈夫ですか?」と
絵々奈のふくよかな胸(B:88)に抱かれる・・。沼田さん!役得だよ~ ^o^
すっかり凹んでしまった小野は・・。洗面所でため息。
「迷ってる?」と、時々迷々が鏡に映った自分の姿を借りて語りかける。
「もういい年なんだから、惚れたはれたは卒業しないと。
いくつだと思ってるの?あんたの若作り、みんなバカにしてみてんだよ?
デートに誘いたいなら、さっさとその手紙渡しちゃえば?
ダメならダメで、お迎えが来るまで老人らしく余生を過ごすくらいに考えないと」
でも、「一生ときめいて死んでやる!」と決めて、
またカフェに来てみたら・・ 絵々奈はもう辞めていた。
「迷ってる?恋を追い求めるのはやめたら?」(時々迷々)
「そうかもしれない」と思ったとき、
注文をとりに来た新人ウエイトレス(杉浦光季さん)にトキメキ!!
団しん也さんだよ!貴重だ!
次の話しに入るとき、ぶち切るんですね。これも味としていいね。
【第2話:板ばさみ】
不倫していた中年の男と若い女の心中死体が海から上がる。
男・道弘(史朗さん)は青年団に引き上げられたとき息を吹き返した。
しかし、相手の夏見(藤本喜久子さん)は道弘の足を掴んだまま死んでいた。
生還した道弘には妻・史代(宮下順子さん)との生活が待っていた。
道弘の足には、夏見の手の跡がまだ残ったまま。
寝ている道弘の足を、史代が夏見と同じように掴む。
「ひぃ~~!」 「アハハ!ビックリした?どんな夢みてたの?夏見さんの夢?」
「責められるのは仕方のないことだ。でも夏見はもおう死んだんだ」
「私だって分かってる。でもこの年になってこんな思いするなんて~!(涙)」
それからというもの、史代は買い物言ってる間に女を家に入れてるといいだした。
証拠の写真を見せられたが、なにも写ってない。
風呂場からついうっかりと「夏見」といってしまう道弘。
すりガラスごしに史代の手がはりつく。
こわいよ~~「怪談新耳袋」みたいだ!
寝付けない道弘は、夜の道を散歩。
すると、目の前から白いドレスの夏見が歩いてくる。
振り向くと、史代がカマを持って走ってくる。
「(史代) 死んだなんて!やっぱりうそだったのね!」
「いや、これは・・」
迫ってくる二人の女に挟まれた道弘の足を掴んだのは・・・。
「迷ってる?」(白装束の時々迷々)
怖いよ~~~!!
【第3話:おれおれ森】
バス停でバスを待ってた老婆(森康子さん)は
森からやってきた魔女(奥村勲さん)に、
「森に入って遊ぼう。森はいいとこですよ」と誘われる。
「だめです。バスが来るまで待ちます」と誘いに乗らない老婆。
甘い言葉で誘う魔女。その手にのらない老婆。
その合間に、ホーロー看板から呼びかけたり、
森で料理をつくって呼びかける時々迷々。
こんどは孫(内倉憲二さん)だという男が、老婆を森に誘う。
でも老婆は誘いに乗らない・・。
「知らない人にはついていかない」っていう標語の大人版みたいな話。
バス停のホーロー看板が時々迷々!!
オロナミンCの大村昆さん風に、棒つきキャンデー持って
「食べちゃいますか? 時々迷々 教育テレビ 放映中」の看板と、
ボンカレーの松山容子さん風に、レトルト袋を持って
「どうすんの 森に行くの 時々迷々 モンシチュー 絶賛放映中」
松山容子さん風の片桐はいりさんが絶品だった!!
しかし・・・森に誘われる老婆役が、森さんとは~~っ!
【第4話:定年にはなるけれど】
定年退職した井坂誠(塩見三省さん)。バスに乗ってある場所に向かっている。
井坂の数少ない趣味の一つに、絵葉書収集があった。
古本屋を回り、古今東西の絵葉書を探す。
人の手紙を覗き見するような性癖はないと自負をしていた。
が、ある日手に取った真紀子という女からの手紙が気になった。
「・・あなたなしでは生きて生きてゆけません。この世で一番恋しいのはあなた。
金曜日の午後1時、ニノチカホテルのロビーで待ってます。
遭ひたい、遭ひたい、遭ひたい。 真紀子」と書かれていた。
絵葉書は半世紀前のもので、ニノチカホテルが写っていた。
もし妻に、本気でその差出人の女に会いに行ったの?
そのためにわざわざ長距離バスに乗ってるの?と問われれば、
井坂に返す言葉などない。
でも・・ちょっとシャツなど整えてたらボタンが飛んで、
つい、入社試験の時に外れたボタンを縫ってもらった妻を思い出した。
「迷ってる?いいんですか?うちに帰らなくて」(時々迷々)
それでも昔のままのニノチカホテルにきてしまった井坂。
1時を8分ほどすぎたころ・・。
どう考えたって、半世紀の前の女が現れるはずもない。
井坂はどうかしていたのだと自分に言い聞かせた。
そして帰ろうと腰を上げると、ロビーに女が飛び込んできた。
嬉しそうに井坂に近づいてきた女。井坂も信じられない思いだった。
が、女は井坂を通り過ぎ、後ろの男と抱擁していた。
「真紀子・・」つい、言ってしまった。 不信そうに見る二人。
「あ・・」申し訳なさそうな井坂。すると井坂の携帯が鳴る。
それは、妻・真紀子からの電話だった。
「真紀子?うん?ああ… ちょっと会社に呼ばれちゃって。
うん。ちょっと乗り過ごしちゃって。これから帰るよ」
どこかスッキリした井坂が、ホテルをあとにする。
う~ん!ファンタジー!!
【第5話:夜明け前】
女優(絵沢萠子さん)は、かつて天才女優と呼ばれていた。
しかし今は、これだという納得できる台詞がわからない。
「私、いつもずっと待ってるの。役がまた私に降りてくるのを」
と、運転手をしている新人(村上東奈さん)に語りかける女優。
彼女は、主演した「夜明け前」の頃は自分を完成した女優と思っていた。
その映画は妥協を許さない北村監督での初主役の映画だった。
でも監督はラストシーンを撮ることが出来ないまま死んでしまった。
映画はお蔵入り。それから女優に二度と主演の話は来なかった。
「自殺だったのかしら。バカよね。たかが映画のために死ぬなんて。
でも、私も監督と同じかしら。私は死んでないだけで…」
「迷ってます?」と運転手になっている時々迷々。
「疲れたわ・・」 女優は役が降りてくることを待ち続けることも、
死んでないことにも疲れ果てていた。
「答えは、いつも一つであるべきでしょう?もう終わりにしたいの。女優も人生も」
車は夜の海、断崖にやってきた。女優は身を投げようとしたが、
「よう!」と北村監督(利重剛さん)から呼びかけられた。
「しけた面してんなぁ。ハハハハ!」
「何さ、あんた勝手に死んじゃって!!私は、たった一人でずっと待ってた!」
「おお!ハハハハ!」
「何よ。へらへらした顔して。あんたのせいで、
私は映画のために死ぬ羽目になるの?たかが映画のために!」
「ハハハハハ!痛えなあもう。」 「ハハハハハ!」「アハハハハ」
「タバコ一本くれよ。切らしちまった」
そして監督は「ラストの台詞、できたぞ」と1枚の紙を渡す。
『夜明け前 S#135
いつの間にか海に来ている。
車の扉が開く
あたりは薄暗い。岸壁の海は荒
桂子、辺りを見回す
桂子(台詞)』
「聞こえる?闇の中あらゆるものが、私の目に見られることを待ち望み
うごめいている音が。ほら、向こうには死んだやつが居る。
そして私はここで生きている。
もうすぐ日が昇る。その瞬間、私はわたしがいつも正しいと信じ、願う。
やがて、全てのものに光が射る。そして、私は私の間違いを知る。
答えは一つではなかった。答えなどなかった。
ほら向こうには死んだ奴らがいる。そして私はここで生きている。」
車の脇で拍手している新人。
女優はやっと自分から解放されたのだった。
いや~、絵沢さんが素敵だった~。
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★公式サイトリンク
公式サイト
NHKデジタル教材ブログ:NHK | 番組紹介 | 時々おとなも迷々2
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★恒例の配役
…Cast……/…役………/…役柄等・………………………………………………
片桐はいり /時々迷々_/ 人の心を表している神出鬼没の存在
……………/……………/……………………………………………………………
【第1話:ヤングジジイ】 脚本:鈴木卓爾
……………/……………/……………………………………………………………
団しん也 /小野___/ 若いウエイトレスにもてようと若作りする老人
沼田爆 /紺野___/ 小野の知人(老人)・若作りはやめろと小野とバトル
椎名鯛造 /若い男__/ 絵々奈と馴れ馴れしい客・小野のライバル
上堂薗恭子/絵々奈__/ 小野がデートに誘いたいカフェのウエイトレス
杉浦光季 /新人___/ 小野が次にときめいたカフェの新人ウエイトレス
楠井博士 /男店員__/ カフェの店員
……………/……………/……………………………………………………………
【第2話:板ばさみ】 脚本:片桐絵梨子
……………/……………/……………………………………………………………
宮下順子 /史代___/ 道弘の妻・未だに夏見が気になり嫉妬する妻
史朗 /道弘___/ 史代の夫・不倫相手の夏見と心中したが生き残った
藤本喜久子/夏見___/ 道弘の夢や亡霊で現れる、道弘と心中で死んだ女
……………/……………/……………………………………………………………
【第3話:おれおれ森】 脚本:戌井昭人
……………/……………/……………………………………………………………
森康子 /老婆___/ バス停でバスを待ってた老婆
奥村勲 /魔女___/ 老婆を言葉巧みに森に誘う魔女
内倉憲二 /孫____/ 老婆の孫と名乗り、森に誘う青年
……………/……………/……………………………………………………………
【第4話:定年にはなるけれど】 脚本:萩生田宏治
……………/……………/……………………………………………………………
塩見三省 /井坂誠__/ 定年後、半世紀前の絵葉書の差出人、真紀子に会いに行く
宮前希依 /女/真紀子/ ニノチカホテルに現れる女・(昔の真紀子と2役)
大窪晶 /男____/ ニノチカホテルで女と待ち合わせていた彼
山口眞司 /上司___/ 井坂の会社退職時の上司
田代忠雄 /老夫婦__/ 井坂が真紀子に会いに行くバスに同乗してた老夫婦
田代和子 /老夫婦__/ 井坂が真紀子に会いに行くバスに同乗してた老夫婦
……………/……………/……………………………………………………………
【第5話:夜明け前】 脚本:横浜聡子
……………/……………/……………………………………………………………
絵沢萠子 /女優___/ 女優も人生も終わりにしたかった女優
利重剛 /北村監督_/ 映画「夜明け前」監督・女優を主役に起用したが完成前に亡くなった
村上東奈 /新人___/ 女優の付き人兼運転手
……………/……………/……………………………………………………………
─────/─────/───────────────────────
清川元夢 /ナレーション/
─────/─────/───────────────────────
古賀プロダクション
NHK東京児童劇団
─────/─────/───────────────────────
※出演者の配役確定は、ドラマ公式サイトや、字幕放送の役名、
下記リンク先の事務所サイト、ブログを参考にしています。
【メイン】
時々迷々…片桐はいり スターダスト Profile
ナレーション…清川元夢 俳協 Profile
【第1話:ヤングジジイ】
小野…団しん也 団プロモーション Profile
紺野…沼田爆 Profile
若い男…椎名鯛造 エースクルーエンターテインメント Profile Blog
絵々奈…上堂薗恭子 プラチナム Profile
新人…杉浦光季 Office340 Profile Blog
男店員…楠井博士 サイアン Profile
【第2話:板ばさみ】
史代…宮下順子 アンプロモーション Profile
道弘…史朗 エビス大黒舎 Profile
夏見…藤本喜久子 グリング Profile
【第3話:おれおれ森】
老婆…森康子 希楽星 Profile
魔女…奥村勲 鉄割アルバトロスケット Profile
孫…内倉憲二 アトランティス Profile
【第4話:定年にはなるけれど】
井坂誠…塩見三省 演劇集団円 Profile
女/真紀子…宮前希依(宮前希衣×) ブレス Profile Official Site Blog
男…大窪晶 演劇集団円 Profile Blog
上司…山口眞司 演劇集団円 Profile
老夫婦…田代忠雄 プロダクションタンク?
老夫婦…田代和子 プロダクションタンク?
【第5話:夜明け前】
女優…絵沢萠子 Profile
北村監督…利重剛 クォーター・トーン Profile
新人…村上東奈 アップフロントエージェンシー Profile
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★記事リンク
シリーズ1 シリーズ2
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「心に陰がよぎるとき、魂のチャックを開けてみな?
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時々迷々が、すべての迷う心に現れる。
時々迷々が、迷いを聞きに駆けつける!」
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今年の2010年1月11日に単発でやったドラマ「時々おとなも迷々」の第2弾!
第一弾の記事(2010年1月11日放送)
これがNHK番組たまご枠で放送したってことは、
将来のシリーズ化を目指してるとみた。
いい傾向だ~~。 だって面白いもの。
そしてオンエアをみたけど・・・すばらしいね。
コメディーであり、シリアスであり、ファンタジードラマのオムニバス。
「世にも奇妙なものがたり」(フジテレビ)の各話をギュッと5分に凝縮して
「怪談新耳袋」(BS-i / TBS)のようなホラー的なものもあり、
すっきりとした短編になっていた。
ここに、物語のテイストに関わらず、
「迷ってる?」って、片桐はいりさんが入ってくる。
このギャップが・・!!とにかくおもしろい!!
ワンクールのシリーズでもいい! 続編希望だわ。
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★御題
【第1話:ヤングジジイ】
カフェの看板ウエイトレス・絵々奈(上堂薗恭子さん)をデートに誘いたくて
若作りしてやってくる小野(団しん也さん)。
手には絵々奈への手紙を携えてるが、
隣の若い男(椎名鯛造さん)が邪魔でてなかなか渡せない。
さらにネットが分からない小野にむかって、「古い人」と言われたもんだから
吹き矢を使って、若い男のPCの無線LANを破壊!! (大笑いだよ!)
でも絵々奈は若い男のほうに優しくて・・・。
しばらくして、また来店した小野は、
隣の席のひなびた老人・紺野(沼田爆さん)から
「小野さんじゃない?どうしたの若作りしちゃって」と声をかけられた。
一緒にされたくない小野だったが、
紺野が絵々奈に「かわいいね!一緒に新宿にウナギ食いに行こう」とナンパ。
嫉妬した小野はまた吹き矢でやっつけようと思ったが、紺野は鎖鎌で対抗!
あははは!なんでそんなもん持ってるんだよ!
戦いの末、敗れた紺野は、「大丈夫ですか?」と
絵々奈のふくよかな胸(B:88)に抱かれる・・。沼田さん!役得だよ~ ^o^
すっかり凹んでしまった小野は・・。洗面所でため息。
「迷ってる?」と、時々迷々が鏡に映った自分の姿を借りて語りかける。
「もういい年なんだから、惚れたはれたは卒業しないと。
いくつだと思ってるの?あんたの若作り、みんなバカにしてみてんだよ?
デートに誘いたいなら、さっさとその手紙渡しちゃえば?
ダメならダメで、お迎えが来るまで老人らしく余生を過ごすくらいに考えないと」
でも、「一生ときめいて死んでやる!」と決めて、
またカフェに来てみたら・・ 絵々奈はもう辞めていた。
「迷ってる?恋を追い求めるのはやめたら?」(時々迷々)
「そうかもしれない」と思ったとき、
注文をとりに来た新人ウエイトレス(杉浦光季さん)にトキメキ!!
団しん也さんだよ!貴重だ!
次の話しに入るとき、ぶち切るんですね。これも味としていいね。
【第2話:板ばさみ】
不倫していた中年の男と若い女の心中死体が海から上がる。
男・道弘(史朗さん)は青年団に引き上げられたとき息を吹き返した。
しかし、相手の夏見(藤本喜久子さん)は道弘の足を掴んだまま死んでいた。
生還した道弘には妻・史代(宮下順子さん)との生活が待っていた。
道弘の足には、夏見の手の跡がまだ残ったまま。
寝ている道弘の足を、史代が夏見と同じように掴む。
「ひぃ~~!」 「アハハ!ビックリした?どんな夢みてたの?夏見さんの夢?」
「責められるのは仕方のないことだ。でも夏見はもおう死んだんだ」
「私だって分かってる。でもこの年になってこんな思いするなんて~!(涙)」
それからというもの、史代は買い物言ってる間に女を家に入れてるといいだした。
証拠の写真を見せられたが、なにも写ってない。
風呂場からついうっかりと「夏見」といってしまう道弘。
すりガラスごしに史代の手がはりつく。
こわいよ~~「怪談新耳袋」みたいだ!
寝付けない道弘は、夜の道を散歩。
すると、目の前から白いドレスの夏見が歩いてくる。
振り向くと、史代がカマを持って走ってくる。
「(史代) 死んだなんて!やっぱりうそだったのね!」
「いや、これは・・」
迫ってくる二人の女に挟まれた道弘の足を掴んだのは・・・。
「迷ってる?」(白装束の時々迷々)
怖いよ~~~!!
【第3話:おれおれ森】
バス停でバスを待ってた老婆(森康子さん)は
森からやってきた魔女(奥村勲さん)に、
「森に入って遊ぼう。森はいいとこですよ」と誘われる。
「だめです。バスが来るまで待ちます」と誘いに乗らない老婆。
甘い言葉で誘う魔女。その手にのらない老婆。
その合間に、ホーロー看板から呼びかけたり、
森で料理をつくって呼びかける時々迷々。
こんどは孫(内倉憲二さん)だという男が、老婆を森に誘う。
でも老婆は誘いに乗らない・・。
「知らない人にはついていかない」っていう標語の大人版みたいな話。
バス停のホーロー看板が時々迷々!!
オロナミンCの大村昆さん風に、棒つきキャンデー持って
「食べちゃいますか? 時々迷々 教育テレビ 放映中」の看板と、
ボンカレーの松山容子さん風に、レトルト袋を持って
「どうすんの 森に行くの 時々迷々 モンシチュー 絶賛放映中」
松山容子さん風の片桐はいりさんが絶品だった!!
しかし・・・森に誘われる老婆役が、森さんとは~~っ!
【第4話:定年にはなるけれど】
定年退職した井坂誠(塩見三省さん)。バスに乗ってある場所に向かっている。
井坂の数少ない趣味の一つに、絵葉書収集があった。
古本屋を回り、古今東西の絵葉書を探す。
人の手紙を覗き見するような性癖はないと自負をしていた。
が、ある日手に取った真紀子という女からの手紙が気になった。
「・・あなたなしでは生きて生きてゆけません。この世で一番恋しいのはあなた。
金曜日の午後1時、ニノチカホテルのロビーで待ってます。
遭ひたい、遭ひたい、遭ひたい。 真紀子」と書かれていた。
絵葉書は半世紀前のもので、ニノチカホテルが写っていた。
もし妻に、本気でその差出人の女に会いに行ったの?
そのためにわざわざ長距離バスに乗ってるの?と問われれば、
井坂に返す言葉などない。
でも・・ちょっとシャツなど整えてたらボタンが飛んで、
つい、入社試験の時に外れたボタンを縫ってもらった妻を思い出した。
「迷ってる?いいんですか?うちに帰らなくて」(時々迷々)
それでも昔のままのニノチカホテルにきてしまった井坂。
1時を8分ほどすぎたころ・・。
どう考えたって、半世紀の前の女が現れるはずもない。
井坂はどうかしていたのだと自分に言い聞かせた。
そして帰ろうと腰を上げると、ロビーに女が飛び込んできた。
嬉しそうに井坂に近づいてきた女。井坂も信じられない思いだった。
が、女は井坂を通り過ぎ、後ろの男と抱擁していた。
「真紀子・・」つい、言ってしまった。 不信そうに見る二人。
「あ・・」申し訳なさそうな井坂。すると井坂の携帯が鳴る。
それは、妻・真紀子からの電話だった。
「真紀子?うん?ああ… ちょっと会社に呼ばれちゃって。
うん。ちょっと乗り過ごしちゃって。これから帰るよ」
どこかスッキリした井坂が、ホテルをあとにする。
う~ん!ファンタジー!!
【第5話:夜明け前】
女優(絵沢萠子さん)は、かつて天才女優と呼ばれていた。
しかし今は、これだという納得できる台詞がわからない。
「私、いつもずっと待ってるの。役がまた私に降りてくるのを」
と、運転手をしている新人(村上東奈さん)に語りかける女優。
彼女は、主演した「夜明け前」の頃は自分を完成した女優と思っていた。
その映画は妥協を許さない北村監督での初主役の映画だった。
でも監督はラストシーンを撮ることが出来ないまま死んでしまった。
映画はお蔵入り。それから女優に二度と主演の話は来なかった。
「自殺だったのかしら。バカよね。たかが映画のために死ぬなんて。
でも、私も監督と同じかしら。私は死んでないだけで…」
「迷ってます?」と運転手になっている時々迷々。
「疲れたわ・・」 女優は役が降りてくることを待ち続けることも、
死んでないことにも疲れ果てていた。
「答えは、いつも一つであるべきでしょう?もう終わりにしたいの。女優も人生も」
車は夜の海、断崖にやってきた。女優は身を投げようとしたが、
「よう!」と北村監督(利重剛さん)から呼びかけられた。
「しけた面してんなぁ。ハハハハ!」
「何さ、あんた勝手に死んじゃって!!私は、たった一人でずっと待ってた!」
「おお!ハハハハ!」
「何よ。へらへらした顔して。あんたのせいで、
私は映画のために死ぬ羽目になるの?たかが映画のために!」
「ハハハハハ!痛えなあもう。」 「ハハハハハ!」「アハハハハ」
「タバコ一本くれよ。切らしちまった」
そして監督は「ラストの台詞、できたぞ」と1枚の紙を渡す。
『夜明け前 S#135
いつの間にか海に来ている。
車の扉が開く
あたりは薄暗い。岸壁の海は荒
桂子、辺りを見回す
桂子(台詞)』
「聞こえる?闇の中あらゆるものが、私の目に見られることを待ち望み
うごめいている音が。ほら、向こうには死んだやつが居る。
そして私はここで生きている。
もうすぐ日が昇る。その瞬間、私はわたしがいつも正しいと信じ、願う。
やがて、全てのものに光が射る。そして、私は私の間違いを知る。
答えは一つではなかった。答えなどなかった。
ほら向こうには死んだ奴らがいる。そして私はここで生きている。」
車の脇で拍手している新人。
女優はやっと自分から解放されたのだった。
いや~、絵沢さんが素敵だった~。
「時々おとなも迷々」の補足情報は→ランキングよりどうぞ。
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★恒例の配役
…Cast……/…役………/…役柄等・………………………………………………
片桐はいり /時々迷々_/ 人の心を表している神出鬼没の存在
……………/……………/……………………………………………………………
【第1話:ヤングジジイ】 脚本:鈴木卓爾
……………/……………/……………………………………………………………
団しん也 /小野___/ 若いウエイトレスにもてようと若作りする老人
沼田爆 /紺野___/ 小野の知人(老人)・若作りはやめろと小野とバトル
椎名鯛造 /若い男__/ 絵々奈と馴れ馴れしい客・小野のライバル
上堂薗恭子/絵々奈__/ 小野がデートに誘いたいカフェのウエイトレス
杉浦光季 /新人___/ 小野が次にときめいたカフェの新人ウエイトレス
楠井博士 /男店員__/ カフェの店員
……………/……………/……………………………………………………………
【第2話:板ばさみ】 脚本:片桐絵梨子
……………/……………/……………………………………………………………
宮下順子 /史代___/ 道弘の妻・未だに夏見が気になり嫉妬する妻
史朗 /道弘___/ 史代の夫・不倫相手の夏見と心中したが生き残った
藤本喜久子/夏見___/ 道弘の夢や亡霊で現れる、道弘と心中で死んだ女
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【第3話:おれおれ森】 脚本:戌井昭人
……………/……………/……………………………………………………………
森康子 /老婆___/ バス停でバスを待ってた老婆
奥村勲 /魔女___/ 老婆を言葉巧みに森に誘う魔女
内倉憲二 /孫____/ 老婆の孫と名乗り、森に誘う青年
……………/……………/……………………………………………………………
【第4話:定年にはなるけれど】 脚本:萩生田宏治
……………/……………/……………………………………………………………
塩見三省 /井坂誠__/ 定年後、半世紀前の絵葉書の差出人、真紀子に会いに行く
宮前希依 /女/真紀子/ ニノチカホテルに現れる女・(昔の真紀子と2役)
大窪晶 /男____/ ニノチカホテルで女と待ち合わせていた彼
山口眞司 /上司___/ 井坂の会社退職時の上司
田代忠雄 /老夫婦__/ 井坂が真紀子に会いに行くバスに同乗してた老夫婦
田代和子 /老夫婦__/ 井坂が真紀子に会いに行くバスに同乗してた老夫婦
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【第5話:夜明け前】 脚本:横浜聡子
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絵沢萠子 /女優___/ 女優も人生も終わりにしたかった女優
利重剛 /北村監督_/ 映画「夜明け前」監督・女優を主役に起用したが完成前に亡くなった
村上東奈 /新人___/ 女優の付き人兼運転手
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清川元夢 /ナレーション/
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古賀プロダクション
NHK東京児童劇団
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※出演者の配役確定は、ドラマ公式サイトや、字幕放送の役名、
下記リンク先の事務所サイト、ブログを参考にしています。
【メイン】
時々迷々…片桐はいり スターダスト Profile
ナレーション…清川元夢 俳協 Profile
【第1話:ヤングジジイ】
小野…団しん也 団プロモーション Profile
紺野…沼田爆 Profile
若い男…椎名鯛造 エースクルーエンターテインメント Profile Blog
絵々奈…上堂薗恭子 プラチナム Profile
新人…杉浦光季 Office340 Profile Blog
男店員…楠井博士 サイアン Profile
【第2話:板ばさみ】
史代…宮下順子 アンプロモーション Profile
道弘…史朗 エビス大黒舎 Profile
夏見…藤本喜久子 グリング Profile
【第3話:おれおれ森】
老婆…森康子 希楽星 Profile
魔女…奥村勲 鉄割アルバトロスケット Profile
孫…内倉憲二 アトランティス Profile
【第4話:定年にはなるけれど】
井坂誠…塩見三省 演劇集団円 Profile
女/真紀子…宮前希依(宮前希衣×) ブレス Profile Official Site Blog
男…大窪晶 演劇集団円 Profile Blog
上司…山口眞司 演劇集団円 Profile
老夫婦…田代忠雄 プロダクションタンク?
老夫婦…田代和子 プロダクションタンク?
【第5話:夜明け前】
女優…絵沢萠子 Profile
北村監督…利重剛 クォーター・トーン Profile
新人…村上東奈 アップフロントエージェンシー Profile
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★記事リンク
シリーズ1 シリーズ2
「時々おとなも迷々」の補足情報は→ランキングよりどうぞ。
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テーマ:2010年 テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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